デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

ジーン・シモンズ(KISS)選出“高貴な”ホラー映画

イメージ 133日の東京ドーム公演(WithももいろクローバーZが記憶に新しいKISSジーン・シモンズWWEスタジオと共同でホラー映画レーベルを立ち上げました。

ドームでこんなお面貰いました。

 
「エレボス・ピクチャーズ(Erebus Pictures)」と名付けられたそのレーベルが目指すのは、高貴なホラー映画作り
 
Erebus:現世と地獄の間にある暗黒界
 
高貴なホラーとはなんじゃらほい?
 
ジーン曰く「スラッシャーやゴアなど分かりやすいスタイルにおもねる事無く、真の恐怖を感じさせるホラー」との事。うーん。
 
この流れでジーンがローリング・ストーン誌に発表した“高貴なホラー映画”が、
 
「サイコ」「M」「未知空間の恐怖 光る眼」「エクソシスト」「オーメン5本。
 
ホラーと言うよりはサスペンスに近い選出ですね。もしあと5本選んだとしたら、
 
「たたり」「回転」「アッシャー家の惨劇」「鳥」「襲い狂う呪い」
 
辺りがラインナップされるのではないでしょうか。
 
ついでなので、高貴じゃない作品も含む私的ホラーベスト8を挙げておきます。
 
「ゾンビ」(どのバージョンも捨て難いですがバランスの良さで米国公開版を)
悪魔のいけにえ(この「嗚呼、俺なんかヤバイもの観ちゃったよ」感!)


イメージ 2

エクソシストイラクパズズと対峙するメリン、この構図の素晴らしさ!)
ヘルレイザー(鮮血の産湯、この美しさは一幅の絵)


イメージ 3

「ファンタズム」(終わらない甘美な悪夢)
「マウス・オブ・マッドネス」(御大が挑むラブクラフト的世界)
「ヘルハウス」(家モノの最高峰)
サスペリア(理由も辻褄も不要。撮りたいから撮る!)


イメージ 4
 
エレボス・ピクチャーズの第1弾は「テンプル(原題)」
 
“奇妙な動きを見せるようになったスーパーコンピュータの調査にあたる特殊部隊の物語”だそうです。
 
ちょっと観てみたい気はいたします。

イメージ 5イメージ 6←ランキング投票です。よろしければワンポチを。