デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

あの犬鳴村が映画に!?

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今や“清水崇”という名前にときめくものは何もありません。

 

呪怨」ネタの縮小再生産を繰り返したJホラーの残滓(惨死?)の象徴と言う感じです(「魔女の宅急便」に至っては何がしたかったのやら。結局、ビデオ版「呪怨」が頂点か…)。

 

しかし、新作のネタが「犬鳴村」となれば話は別。

 

現存する都市伝説の中で最もグッとくる忌むべき場所、犬鳴村。

 

福岡県宮若市と同県糟屋郡久山町との境を跨いでいる犬鳴峠を穿つ“旧犬鳴トンネル(現在はコンクリートブロックで閉鎖)”。その周辺に存在すると言われている伝説の村。


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曰く、日本国憲法が適用されない、日本の行政記録や地図から抹消されている、全てのメーカーの携帯電話が圏外になる,近くのコンビニにある電話は警察に通じない…。

 

旧犬鳴トンネルには縄と空き缶によるトラップが仕掛けられており、これに引っかかると斧を持った村人が物凄い速さで駆け付ける…。

 

閉塞的な村というだけでも十分怖いのに、この暴力的排他性。山のインスマウスな趣き。

 

きっと西暦とも元号とも違う年号があり、ユールの祝祭のようなイベントが行われているのでしょう。

 

勿論、こんな村は実在しません。かつて同名の村は存在しましたが、これとは別物。

 

ただ、旧犬鳴トンネルでは、198812月に集団リンチ事件(縛られた工員が生きたままガソリンかけられて燃やされた)が、2000年には死体遺棄事件があり、伝説の後押しをしています。

 

まだ映画のストーリーは明かされておりませんが、どう料理するのか。

 

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公開は2020年。ちょっと楽しみです。

 
 
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