本日8月3日は「ハサミの日」。
1977年(昭和52年)、美容家で学校法人・山野学苑の創設者でもある山野愛子氏が「針供養」に倣って「ハサミ供養」を提唱したのがきっかけ。
翌1978年(昭和53年)、東京・芝の増上寺の境内に「ハサミ観音」(聖鋏観音)が建立され、この日に美容・理容・洋裁などの関係者が集まって「ハサミ供養」が行われるんだそうです。
ハサミ観音! 私、以前増上寺の近くで働いておりましたが、そんなものがあったのか。
これ👇がハサミ観音。確かに持っていますね、ハサミ。
道具としてのハサミに感謝を捧げるのが目的の日ですが、ハサミと言えばホラーですよねえ。
突く切る抉るという効能はナイフと変わりませんが、切るに際して余計な力を必要としない所が使い勝手の良さを表しています。
ホラーでハサミと言えば「エクソシスト3」。
そのインパクトに於いて他の追随を許さないハサミの殿堂入り名作です。
別格1位な本作以外でハサミの名手・使い手を見て行きましょう(誰もが最初に思いつく「シザーハンズ」はファンタジーなので今回は除外)。
まずは「バーニング」。
もしJAROが映画の宣伝まで審査対象にしていたら、東宝東和は既にこの世にないでしょう。
「バーニング」は数ある東宝東和名物「嘘」「大げさ」「まぎらわしい」広告の中で「サランドラ」と並ぶ横綱作品ですが、振り回すハサミの迫力は本物。
日本代表は「エクスクロス 魔境伝説」。
多分、観た人全員、ハサミ女レイカ(小沢真珠)しか印象に残っていないと思います。
ホラーではありませんが、アニメ代表で「謎の彼女X」を。
西部劇かよ!?なパンツ鋏抜刀の早業。使い手と言う意味ではナンバーワンかもしれません。
ハサミと言うよりはニッパに近かったですが、「蝋人形の館」でエリシャ・カスバートが指をぶっちされた時はビビりました(ヒロインの指をちぎるなんて!)。
あと「ラビッド」で手術中に看護婦さんの指をジョキジョキしてたドクターがいましたね。
医療用機器はそれれだけで「切れ味抜群」な感じがします。
ホラー(だけではありませんが)を盛り立ててくれるハサミに敬意と感謝を表します。
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