デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

【私は…おじいちゃんに…】ゆるキャン△ SEASON3 #1【とんでもない無茶な事を…】

『私は…おじいちゃんに…とんでもない無茶な事を…させてた…かも』

火起こしで知る祖父の偉大さ。

今、リンの掌中にも原始の炎が…

ゆるキャン△ SEASON3/第1話・次、どこ行こうか」(2024年4月4日深夜TOKYO MX放送/登坂晋演出)

2期の1話はJC志摩リンでしたが、3期は更に遡ってJS志摩リン(4年生!)。

やって来たのは愛知県(北設楽郡東栄町)。出迎えたのは“ちょい若”おじいちゃん

まずは絵日記のネタを求めてダムに。


バンの後部に積まれた荷物に目をやるリン。

『これはキャンプ道具』

『キャンプ?』

この時のリンのキャンプイメージは「木の棒を両手で擦って回す」きりもみ式火起こし。

『おじいちゃん、あれ出来るの?』


確かにその火起こしは誰もが一度は見た事のある光景だと思いますが、ぶっちゃけあれは映画的「嘘」。しかし、そう言ってしまうのはキャンパーのプライドが許さない。

代わりにちょっと別な、しかし人力×摩擦熱のルーティンは崩さない火起こしを。

『大丈夫、これでも火は点く…やった事はないが…』


人力火起こし初挑戦。かなり苦戦したようで、ちょっと飽きているリンの表情👆がいい感じ。

苦闘の末、遂に着火。おじいちゃんの威厳と尊厳は保たれました。


そして現在。ソロキャン先であの日を思い出したリンが同じ手法で火起こしを…しかし…。

これが点かない。擦れども擦れども、熱は帯びて煙も出るのに火は点かない。

こんなに大変だったのか…!?

『私は…おじいちゃんに…とんでもない無茶な事を…させてた…かも』

無邪気さの罪を知るJKリンでした。

おじいちゃんの火は牛乳をホットミルクに変え、いなぶスカテラ抹茶味を楽しんだらキャンプはお開き。楽しい時間には必ず終りが。

『キャンプには寂しさがあるんだ。寂しさがあるからこそ、次のキャンプが楽しみになるんだよ。また、行けばいい』

その寂しさは伊豆キャンが終わった時のなでしこにも。

『何か、旅が終わっちゃうのって寂しいね』

『うん。でも私はそういうのも嫌いじゃないよ。また行けばいいんだよ。どこかに』

なでしこの言葉におじいちゃんの言葉を重ねて返して。

『なでしこ、次どこ行こうか?』

このリンのなでしこ呼び独白いいですよね。リンが最初に思い浮かべる顔がなでしこで、その距離は以前と比べるとグッと近くなっていて。

ああ、ゆるキャン△が始まったんだなぁ。

後半は野クルのDIY「アルミ缶でアルコールストーブを作る!」

悪戦苦闘なでしこ。


Cパートではご自宅で庭キャン中の綾乃がリンにメールを。


庭キャンしているとは。しっかり毒されているじゃないですか。早く大井川ツーリングキャンプが観たいです。

 

★ご参考

 

 

 

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