[妹よ、大変だ]
[どうした、我が愛しのお兄ちゃん様よ]
[聞いて驚くな、実はな…]
[ゴクリ]
[俺…脚フェチだったのかもしれん]
[なん、だと…? 貴様、生粋のおっぱい星人ではなかったのか!?]
[ああ…くっ!まさか俺にそんなフェチがあったとは!!]
突然こじあけられた脚フェチの扉。開いたのは…
「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん/第1話・ロシア語でデレるアーリャさん」(2024年7月3日TOKYO MX放送/伊藤良太演出)
始まりました夏の陣。1発目はこちらから。
アリサ・ミハイロヴナ・九条。ロシア人の父と日本人の母を持つ奇跡の美少女。
昨年、中三で転入。以来常に成績は学年1位。スポーツ万能で今年からは生徒会会計。
その完璧超人ぶりを見て人は言う。≪孤高のお姫様≫と。
女子人気トップのモテ男のアプローチもプライド粉砕の塩対応で一蹴。
そんな姫を学内で唯一、愛称(アーリャ)呼びする男がひとり。
久世政近(くぜまさちか)。アーリャと同じクラスで隣の席。アニメとゲームをこよなく愛し、努力は放棄、頑張るは拒む自堕落男子。
当然、アーニャの対応は塩…と言うかドS(含む暴力)。日本語の対応だけ聞くと「俺ガイル」で雪ノ下雪乃が比企谷八幡をあしらっている時に似ています。
違うのは会話の端々でアーリャがデレる事。ただしロシア語で。
『Милочка(かわいい)』
『何か言ったか?』
『別に。みっともないって言っただけよ』
アーリャが気付いていない事実。それは久世のロシア語ヒアリングがネイティブレベルだという事。
つまり≪全部バレてる≫≪筒抜け≫。
最初、この設定を知った時「え、それって出オチじゃね?久世がロシア語堪能だって事がアーリャにバレたらお話続かないじゃん」と思いましたが、そこはキャラとフェチと人間関係でクリアしていく作戦のようです。
ロシア語デレはスパイス。本流は純粋ラブコメ。
冒頭の脚フェチ話は、トラックの水撥ねを喰らって片側ニーソを汚してしまったアーリャが久世が見ている前で片足脱衣して生足披露した所からスタート。
更にいたずら心で久世に「履かせて」要求。足裏開示。
『あなたにとってはご褒美でしょ(日本語)。私にとってもだけど(ロシア語)』
後半を『意気地なしって言っただけよ』と解説したのを逆手に取った久世が生足掴んでニーハイ装着。フィニッシュで滑った右手がアーリャの股間に。
『どこ触ってんのよ!』
脚気の検査でもここまでは上がらないという条件反射で前蹴り一閃。足を上げた瞬間、しっかりパンツ確認。
生足披露→足裏開示→履かせアシスト→瞬間股間接触→前蹴りwith上履き→パンチラ確認。
ご褒美の絨毯爆撃。脚フェチ開眼ありがとう。
コミカライズでは、この後、ちょっとしたラッキースケベがございました。
さて、足フェチ開眼を報告した「妹」ってのは誰なのでしょうか。
上は学食で久世の「幼馴染」を主張する「深窓のおひい様」こと生徒会広報・周防有希(すおう ゆき)。
頑張り屋のヒロインと絶対頑張らないけどハイスペックな(中等部では生徒会副会長だった)主人公。
なかなかに良い感じの立ちあがりでした。
ED「学園天国」。ここはは毎回変わるようで楽しみです。
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