『凜にとっちゃ、多分あんたは私を挟んだ関係じゃないんだろうねえ』
風紀委員長・四ノ宮凜。
何故か生徒会副会長・佐城楓の弟・佐城渉を風紀委員会に欲しがっている。
親友の弟であり、信頼がおけてアドバイザーとしての能力も買っている…とか何とか言っていますが、多分本音は「私も弟が欲しい!」
この人、原作では楓に向かって「お前だけ弟がいてズルい!」とか言っていますし。
恋愛対象か否かは分かりませんが、こと渉相手になるとクールビューティが見事なツンデレに。
芦田圭と並ぶ推しキャラです。四ノ宮凜。
「夢見る男子は現実主義者/第10話・足がもう発射5秒前だから」(2023年9月4日テレビ東京放送/佐々木純人演出)
発射5秒前の足というのは姉・楓の「前蹴り」スタンバイ👇の事。
完全に渉の顔面にロックオンしています。間違いなくご褒美です。
楓のオーダーは「学校見学会の人手が足りないから準備含め風紀委員をバックアップしろ(生徒会はとっくにキャパオーバー&キャリーオーバー)」。
どうも風紀委員会勧誘を渉が断った事に対する愚痴を四ノ宮先輩が楓にこぼしまくっているようで、鬱陶しいから自分の手で事態を収拾して来い、という事のようです。
楓の携帯押し付けられて四ノ宮先輩に連絡(お屋敷やないか、四ノ宮家!)。
最初は『風紀委員の仕事だから気にするな』とか言っていましたが、渉の「個人的にも先輩に会いたいですし」の一言であっさり篭絡。
コミカライズだとこんなに👇舞い上がっています。
当日もこの勢いで勧誘継続(拒否も継続)。
しかしどこか嬉しそうな四ノ宮先輩なのでした。
役割分担としては、見学者(中学生)対応が生徒会、機材運搬・会場設営が風紀委員。
各クラスからのお手伝い代表(渉のクラスからは夏川・佐々木)は生徒会配下で中学生の案内役。
と言う訳で、夏川と佐城は同じ目的で登校していながら接点無しのすれ違い。
ここで10話にして初めてメインヒロイン夏川愛華のモノローグ(渉との出会いからの回想)挿入。
中学時代の夏川の状況は「家の手伝いが忙しくて友達作れず」…何か超テキトーに端折られていましたが、別に夏川家は自営業ではありません。
共働きの両親を支えるために幼い妹の面倒を見つつ家事もこなすという「おしん」状態だったわけで、要するに「一杯一杯」。とても渉の告白なんぞにつきあっている余裕は…。
しかし、渉がまとわりついてきたことで、クラスの女子ともコミュニケーションがとれるようになり、孤独だった対人関係に変化が。
しつこくて鬱陶しい。でも、いつも上機嫌で厚かましくて前向き。そんな佐城の存在がいつしか…。
その関係は高校に入っても変わらない…はずだったのに。
『寂しい…』
無意識のうちに視界の中に渉を探してしまう夏川ですが…。
いた!
相変わらず作画は滅茶苦茶。運んでいる折り畳み椅子が1脚って全然力仕事じゃないし。
パースは歪だし、佐城と佐々木の描き分けができていないから、顔の区別がつかないし。
それでもようやく、ラブコメの波動が聞こえてきたような。
あと2話。果てしなく中途半端なところで終わる(そして2期はない)と思いますが、どういうオチ(うっかり「ケチ」と打つところだった)をつけるのか、楽しみに待ちたいと思います。
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