デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

【俺の名はニコラス・ケイジ】KILLERS/キラーズ 10人の殺し屋たち【仕事を選ばない男だ】

南米・コロンビア(夜景から察するにボゴタ辺り)。

サンフランシスコを思わせる急な坂道を下ってきた車から降り立った二人の男。開けた扉はホテル・デル・ブランコ。


出迎えたのは受付兼バーテンダー兼警備員兼オーナーのニコラス・ケイジ


訳ありホテルに訳ありの客。長い夜の始まりです。

「KILLERS/キラーズ 10人の殺し屋たち」(2019年/ケン・サンゼル監督)

例によって来る仕事は拒まない(先着順?)ニコラス・ケイジの低予算サスペンス・アクション。

観光客は絶対に泊まらないであろう安ホテルに各々の思惑を抱えて錯綜する殺し屋たち。


時間軸をズラしつつ、視点も移動。ニコラスを狂言回しに殺し屋バトンリレー。やがて明らかになる仕組まれたお話の全貌。


恐らく「レザボア・ドッグス」的な展開を狙ったのだろうとは思うのですが、見せ方が下手なので、そんなに複雑な話ではないのに理解が追いつきません。

おまけに意図的なミスリードを連発するので、オチが分かって振り返ると「え、だったらあそこの会話おかしくね?」な所もあって腹落ちがよろしくありません。

ニコラスがいなければビデオ・オン・デマンドでも公開できなかったかもしれませんが、ニコラスがいるために「ハードボイルド」な雰囲気が醸成できないという痛し痒しな側面も。

因みにニコラスはエグゼクティブ・プロデューサーに名を連ねています。

監督はやはりコロンビアを舞台にした「トランス・シューター」を撮った人。

丁度「にんころ」のこのはさんが海外のホテルのような所で殺し屋バトルロワイアルを繰り広げていたので、いい感じのタイミングでした。

お話の内容に触れるのもアレなので、コロンビア所縁(ゆかり)の作品をひとつふたつ。

★監督の前作はこちら。

★ホラー系もあります。

★コロンビアの通貨についてはこちらを。

★そしてコロンビア人がその名を聞いただけで震えあがるというベネズエラ関連の作品はこちら。

 

 

 

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