
『俺を兵器化してお前が着ろ。お前の体を…俺によこせ!』
立川基地を襲撃し、保科副隊長と「命のやりとり」をするという「至福の時間」を過ごし、怪獣爆弾となって基地壊滅一歩手前まで第3部隊を追い込んだものの、怪獣8号・日比野カフカ渾身の一撃で地上爆発回避、核半壊状態で回収・拘束された怪獣10号。
以来、意識不明状態が続いていましたが、ようやく覚醒。早速、保科副隊長が尋問。怪獣9号について知っていることがあれば吐け。
『ああ構わんよ。俺は奴に作り出されたからな。ただし条件がある』
怪獣10号が提示してきた驚異の交換条件、それは、
『ここから俺を出して、俺と戦え』
あの時の続きをやるつもり…ではない。
『お前達は俺の体を兵器化する技術を持っているだろう。俺を兵器化してお前が着ろ。お前の体を…俺によこせ!』

10号曰く、自分は9号が生み出した試作品。自分を踏み台にして生まれた後続怪獣がいるはずだ。その強さを自分の体で確かめたい。
『お前にならわかるはずだ。血湧き肉躍る戦いができるなら、相手は人間だろうが怪獣だろうが構わんのだ』

つまり、兵器となった自分を着て(俺と一体となって)、共に怪獣と戦え、と。
あーこれって「キルラキル」の100%生命戦維で裁縫された自我や理性を持って着用者と意思疎通ができる制服「神衣(かむい)」じゃないですか。

10号は「鮮血」か「純潔」か。
「怪獣8号/第18話(Season2第6話)・適合者」(2025年8月23日テレビ東京放送/松浦直紀演出)
フォルティチュード9.0の化け物を、怪獣9号が作った…。
10号からもちらされた新情報で師団会議緊急招集。報告者は保科第3部隊副隊長。
現在、日本の防衛隊の識別怪獣処理能力は、同時に5体程度が限度。もし9号がこれを遥かに上回る怪獣を生み出しているとすれば…。
『部隊の垣根を超えて協力しあわななければ…この国は滅びます』

勝負の要は次に9号が動くまでにいかに9号の想定外の戦力、若い力を育てることができるか。
特に最強の兵器でありながら眠り続けている6号兵器の適応者の育成が急務。
今、6号と同調の兆しを見せている若手隊員がひとり。
彼の名は…市川レノ。

立川基地崩壊後、市川レノは古橋伊春ともども第4部隊預かり。
レノの名を聞いて困ってしまったのが第4部隊隊長・緒方ジュウゴ。
識別怪獣兵器ナンバーズ使用者の半数は除隊前に命を落としている。
ましてや6号は隊員200人と隊長3人が犠牲になった群発災害の中心地。「怪獣の王」と呼ばれた災厄の化身。そんなものを生身の体に纏ったら…。

『ボクは辞退すべきだと思う』
勿論、レノが辞退なんぞするわけがなく…。
最初は腕だけの部分装着。
ナンバーズ6、起動! 同時に襲ってくる激しい苦痛。幻視する6号。
ああ、そうか…先輩は、いつもこんなモノと戦ってるんだ。

気が付けば医務室。
再度の辞退を促す緒方隊長。しかし…。
『俺はやります…俺がやります!』
翻ることのない決意。
試用期間1ヶ月。討伐はその後。
『見極めさせてもらうよ。君が戦場で6号を着るに相応しいかどうかを』
着るか、斬るか。
おまけ
師団会議参加時も日本酒を手放さず、レノの処遇を考える時も思わず日本酒に手が伸びる第4部隊隊長、緒方ジュウゴ。
酒を注いだ瞬間、すっとグイ呑み攫う部下のトーコちゃん。

なんかこの関係って「ダンまち」のヘルメスとアスフィに似ていますね。
★心にプレデターを宿した怪獣10号と保科副隊長の初会敵はこちら。
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