デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

EUROBOUNDS/ユーロバウンズ

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樋口宗孝肝細胞癌

ある時はレイジーのリーダー、ある時はラウドネスの司令塔、またある時はアニメタルの鬼コーチという顔を持つ日本ロック界の至宝が癌!!なんてこったい!

あの日、渋谷公会堂でしっかと受け取ったLoudnessロゴマーク入りドラムスティックは我が家の家宝。

コピーのコツを聞かれて「走り込みと腕立てと腹筋」と応えていた樋口っつぁん。
ちょっと我流で叩いただけで腰痛めたり、失神パフォーマンスこいてるような優男とは鍛え方が違う、はずだったのですが・・・。

樋口っつぁんと言えばやはりラウドネスラウドネスで一本選ぶなら、

「EUROBOUNDS ユーロバウンズ」(リマスターDVD)

1984年のヨーロッパ・ツアー、と言えば聞こえはいいですが、要するにドサ回り。
ライブハウスからライブハウスへ自分達で機材担いでハネ立ち移動。

みんな二十歳そこそこなのに、偉いなあ。根性が違うよなあ。
最近の「おめーらまさかそれをロックだとか言う気じゃねーだろーなー」なへなちょこバンドとは技術も気合も桁違い。

格の違いを見せ付ける1枚です(樋口っつぁん、早く元気になってくれ!)。