ビルドアップしたシャロン姐さんが大暴れ。
「氷の微笑2」(2006年/マイケル・ケイトン・ジョーンズ監督)
シャロン・ストーン以外でこの映画を作りたかった人っているんでしょうか?
髪型と化粧と神業的照明でなんとか踏ん張ってはいますが、ダイナマイト・キッドかデイビーボーイ・スミスかってな肉体美が逞しくて、もう。
言葉のやりとりが空虚、映像が索漠、展開が大味・・。
思えば前作は、バーホーベン+ヤン・デ・ボン+ロブ・ボッティン+ジェリー・ゴールドスミスだったんですものね。比べる事自体が無意味。
お口直しで「クイック&デッド」(1995年/サム・ライミ監督)を。
マカロニ魂入りまくり&リスペクト捧げまくりの侠気ウェスタンですが、この頃のシャロンにはまだ「おなご」な感じがあっていいですね。ビビる、怯える、迷う。
今のシャロンが「クイック&デッド」に出たら、いきなりガトリング砲片手で乱射して5分で終わっちゃうと思います。