デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

片足マシンガール! プラネット・テラーinグラインドハウス

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『知らなかった。お前がエル・レイだったとは!』

エル・レイが何者なのかは誰にも分かりません。説明をしていると思われるフィルム1巻分がまるまる消失して話がすっ飛んでいるので・・。

プラネット・テラーinグラインドハウス(2007年/ロバート・ロドリゲス監督)

話の時間軸は「デス・プルーフ」と一緒(同じ世界の違う話)。

ジャングル・ジュリアが既に死んでいる(デス・プルーフスタントマン・マイクに殺されている)ので、少なくともデス・プルーフ前半よりは後の話になります。

内容は、軍の細菌兵器DC-2がダダ漏れして町中ゾンビで大騒ぎ、というよくある話。

でもそこはロドリゲス、センスと勢いでエログロ・ハイパー・ホラー・アクションに。

細菌のせいか感染者は被弾すると氷嚢のように血と膿を撒き散らして景気良く木っ端微塵。

トム・サビーニも「死霊のえじき」アルチメット・バージョンでぶっちぎれ昇天!

そして、待ってました!と大向こうから声がかかりそうな片足マシンガー登場!

タラの選曲センスの素晴らしさはつとに喧伝されてますが、音楽センスと語り口の妙はロドリゲスの方が上という気がします(単にわたし好みなだけかもしれませんが)。

ヘリによる切り株量産シーンは「28週後」とどっちが先だったんでしょう。どっちも2007年産ですが・・・。気になるなあ。

 

★ご参考