デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

脚フェチ男とシャルトリューズ。 デス・プルーフ

イメージ 1
自他共に認める脚フェチ野郎、クエンティン・タランティーノ

彼の脚フェチ・スピリットが爆発・炎上したのが、彼が監督しバーテンダーとして出演もしている

デス・プルーフinグラインドハウス

(2007年/クエンティン・タランティーノ監督)


バーテンダー・タラが、ショットグラスに緑色の液体を注ぎ、せーの!で客全員が一気に煽る。

『うええ、なにこのお酒』

シャルトリューズってリキュールだ。色の名前にもなっている』

シャルトリューズはフレンチアルプスの中の修道院で作られている神秘のリキュール。

味を決定する香草とハーブの調合は選ばれた3人の修道士が担当している(と言われています)。フランス語で緑を意味するヴェールと黄色のジョーヌの2種類が。

デス・プルーフ」で供されていたのは多分、ヴェールでしょう。

ヴェールはスパイシーでハーブの香りも豊かに感じられ、さわやかで心地よい余韻を長く楽しめます(と、サントリーのホームページに書いてありました)。

この他にも「ロング・アイランド・アイスティー」とか、(女を酔わす隠し球として)「イエーガーマイスター」が出てきたりと、あまり他の映画では登場しないお酒が顔を出します。

ま、最後は全員で「ワイルド・ターキー」なんですけどね(場所、テキサスだし)。

※参考:「脚フェチ男の心意気! デス・プルーフinグラインドハウス
     →2008年10月14日

    「片足マシン・ガール! プラネット・テラーinグラインドハウス
     →2008年10月15日