「今ならパンティくわえただけで成人指定だ」
「犠牲者(写真の人)が失禁してるけど失禁とバレたら公開できなかった」
「今のレートじゃこの映画は作れない」
良識という名の圧制にがんじがらめにされた恨み節がそこかしこに。
「ファンタズム(の音声解説)」(byドン・コスカレリ監督と愉快な仲間たち)
とにかく金が無い(時間はある)。
ドワーフ(小人)の中身は近所の子供(本当の小人だと機敏さに欠けるんだとか)。
冒頭の葬儀の列席者は出演者の家族総出。メインの役者以外は知人友人総力戦。
プロデューサーはコスカレリ父、トールマンの指が孵化するクリーチャーはコスカレリ母の手製(なんと操演もコスカレリ母)。
ちょっとづつ撮ってたらマイケル・ボールドウィンが成長期で15センチも背が伸びちゃったんで、後半暗いシーン多用。
公園に墓石並べて墓地完成・・・ほとんど自主映画です(笑)。
ドワーフは「スター・ウォーズ」のジャワ(タトゥイーンで廃品回収やってた小人ね)のバクりだと思われがちですが、こっちのが先です(撮影に手間取ってる間にスターウォーズが公開されちゃったのよ)。
スペース・ゲート・ルームが「2001年」のオマージュというのは納得。
※関連:「ファンタズム」→2008年1月24日