
2話目以降、いまひとつ盛り上がりに欠けておりましたが、最期はキメてくれました。アクションドラマ史に残る画期的殺戮シーンだと思います。
「ターミネーター/サラ・コナー・クロニクルズ」(シーズン1最終回)
2011年の“審判の日”。景気良く飛んでいくミサイル群を見上げる幼いリース兄弟。
ヨハネの黙示録について語るエリソンFBI捜査官。
※引用されるのは、白馬に跨ったキリストが黄泉を従えて現れるくだり(この後、人類は神の軍勢に戦いを挑んで鎧袖一触のフルボッコになります)。
という2点を前フリにしてクライマックス・・人間とは思えぬ殺人を繰り返すニセFBI捜査官ケスター(実はT888型ターミネーター)を捕えるべく総力戦を挑むFBI軍団。
フル装備でいざ、突入! しかし、ターミネーター対FBIの攻防戦は全く描かれません。
映るのは、プールに次々と投げ込まれるFBIのみ(視点はプールの底)。
効果音も無し。ただ、黙示録を歌ったジョニー・キャッシュの"The Man Comes Around"が流れるだけ(この曲、「ハンテッド」のラストでも流れましたね)。
ドンパチを期待した人には“手抜き”と映るかもしれませんが、含蓄深い名シーンだと思います。
ケーブル放送終了したので即シーズン2へ続くのかと思ったら、シーズン2は10月スタート。それまでシーズン1の再放送をするようなので、見逃した方は是非チェックしてみてください(フジも10月に深夜枠で1~2一挙放送するみたい)。