イギリスのWebサイト「DEN OF GEEK」が、“The top 50 robots and AI computers in the movies”なるランキングを発表しました。
これを“映画に登場する素敵すぎるロボット/AIのTOP50”と訳したシネマ・トゥデイのセンスも「大概にしろよ」ですが、映画系の媒体はランキングを発表し続けないと死んでしまうのでしょうか。
まあ、その都度、こうしてネタにさせてもらっているこちらも御同慶な訳ですが。
発表されたトップ10はこんな感じ↓(サイボーグは対象外)。
1.HAL9000『2001年宇宙の旅』
2.T-1000『ターミネーター2』
3.アイアン・ジャイアント『アイアン・ジャイアント』
4.R2D2『スター・ウォーズ』
5.ロイ・バティー『ブレードランナー』
6.オプティマス・プライム『トランスフォーマー』
7.(人造の)マリア『メトロポリス』
8.エドワード・シザーハンズ『シザーハンズ』
9.T-800『ターミネーター』
10.C-3PO『スター・ウォーズ』
結構「なるほどな」なランキングなのではないでしょうか。50体も選ぶと大抵のキャラはどこかで顔を出しているので、あれがねぇのこれがねぇのという文句は出にくいです。
「サイレント・ランニング」の“ヒューイ、デューイ&ルイス”は24位に、「ウェスト・ワールド」のハゲ・ガンマンは32位に、我らが“メカゴジラ”は41位にランクインしています。
強いて言えば、「エイリアン」の“マザー”、「エイリアン2」の“ビショップ”が見当たらないのがちょっと…(“アッシュ”は16位に入っているのに!)。
★全部知りたい人はこちら
これの日本版を考えたらどうなるでしょ? 完全にカオスですよね。
アトムに始まり、ガンダム、エヴァ系から、ドラえもん、ロボコン、アラレちゃんまで。タイム・ボカンあたりが乱入して来た日にゃ、もう何がなにやら。
遠隔操作系代表の「鉄人28号」、搭乗操作系頂点の「マジンガーZ」、等身大系筆頭の「エイトマン」を“別格殿堂入り”として、えいや!でベスト5を挙げますと
1.R・田中一郎(究極超人あ~る)写真1
2.キング・ジョー(ウルトラセブン)写真2
3.ジンラ號(ミカドロイド)写真3
4.ハカイダー/サブロー(人造人間キカイダー)写真4
5.陸蒸気・弁慶號(ロボット・カーニバル)写真5
辺りで如何でしょう。次点として如月ハニー(キューティー・ハニー)、ポセイドン(バビル二世)、GR2(ジャイアント・ロボ)の3体を(ジャンボーグAも捨て難いな…)。
R・田中一郎はOVAで映画じゃないし、キング・ジョーはTVだし、ジンラ號はどちらかと言えばサイボーグ(改造人間)だし(困った事に映画の出来も悪い…)、ハカイダーには光明寺博士の脳が入っているので、どれも微妙に要件を満たしておりませんが、まあ、いいじゃないですか(笑)。
無機質で無駄にデカイ、等身大で感情が溢れている、とにかくかっちょいい、あたりの要件のいずれかを満たしていればOKって事にしましょう(してください)。
※ちょっとタイミングが遅れてしまいましたが、「究極超人あ~る」の(作中の)産みの親である成原成行博士(写真1小枠)の声をアテた声優の青野武さんがお亡くなりになりました。4月9日。75歳。この人以外考えられないというくらいハマりにハマった声でした。ご冥福をお祈り申し上げます。