“好きなら何度でも買い直せ!”
某輸入盤ショップの“悪魔のいけにえ売り場”でこのPOPを見た時は、眼にウロコが飛び込んできて何も見えなくなりました。
一体、何種類あるんだよ…と途方に暮れるバリエーション。
ある特定の顧客層から絞れるだけ絞るワン・トゥ・ワン・マーケティング(個人が「悪魔のいけにえ」に出費する生涯総額を市場と看做し、その占有率を競う)。
ジャンル映画の売り方としては実に王道な直球商売です。
にしてもよくもまあ飽きずに次々と…。
黄金色に輝くスチール・ジャケットが眩しい「アルティメット・エディション」(左)
ミンチパックを模した「30周年アニバーサリー・エディション」(中央)
レザーフェイス・マスクの質感を模した「コレクターズ・エディション」(右)
「40周年アニバーサリー・コレクターズ・エディション」(左。4Kデジタルトランスファー&7.1©chサラウンドBD)に
「40周年アニバーサリー・エディション」(中央)、そして得体の知れないオマケ満載の
「40周年アニバーサリー・ブラックマリア・リミテッド・エディションBOX」(右)
他にも、チェンソーの形を模したジャケも見た事があります。既に廃盤になっているものも多いですが、常に新作が流通している“生活必需品”状態です。
国内版も一時は中古に「なんじゃそりゃ?」な高値がついていましたが、その後、復刻版が出、2枚組スペシャル・エディションが出、3枚組スペシャル・エディション・コンプリートBOXが出、遂には5枚組プレミアム・コレクションが出るという弾け振り。
なあ、俺たちの財布は打ち出の小槌じゃないんだぞ。少しは加減ってことを考えろ。
既に、旧盤とスチール・ジャケット版と5枚組は持っているのですが、もし、マリリン・バーンズの生写真付きBDとかが出たら買います。多分、いや絶対。