“人外萌え”と言うとラム(鬼族)、ニャル子(邪神)らを思い浮かべますが、彼女らは見た目は普通の女の子でした(違いがあるキャラでもせいぜいケモミミ止まり)。
こちらはまんま人外。異種間交流ラブコメです。
「モンスター娘のいる日常/第1話・ラミアのいる日常」(2015年7月8日深夜BS11放送/鈴木芳成演出)
これまで政府が秘匿してきた亜人種の存在が公表され、同時に制定された「他種族間交流法」に基づいて他種族間(専ら人間とその他の種族間)の交流(主としてホームステイ)が始まった時代。
主人公・来留主 公人(くるす きみひと)はごく普通の青年ですが、ホームステイ・コーディネーター墨須(エージェント・スミスですね)の手違いにより、ホストファミリーに任命され、ラミア族の少女・ミーアを預かるハメに…。
ミーアは上半身は人間(ナイスバディ)ですが、下半身は蛇(全長7m超え)。
変温動物故、毎朝冷えた体を公人の体温で温めに…。
おはようラッキースケベと思いきや、絞殺寸前のホールド・ミー・タイト。
夜這いかけたヒロインの尻尾の先が性感帯って「TO LOVEる ダークネス2nd」と丸被りだな。
来留主宅は政府の金でミーアナイズに大改造(全て大型化。特にお風呂)。
因みに公人の両親は海外と言うラブコメ鉄板の(以下略)。
公人が割と長身、ガタイが良くて腕っぷしが強い、という設定が好印象。
亜人種は人間を傷つけてはならない、という禁則次項があるため、ミーアに代わって心無い人間に鉄拳制裁をかます漢気も持ち合わせています(そりゃ惚れちゃうよなあ)。
これ要するに「とある魔術の禁書目録」「デート・ア・ライブ」の変形ですね。来る女来る女、敵も味方も関係なく助けまくって全員から惚れられるという…。
これからどんどん人外女子が増殖してハーレムになるのでしょう(萌えの懐深さを試されている気がする…)。
自分の手違いを棚に上げて公人を脅しまくる反面、きっちり公人のケツも拭き、ついでに飯も作らせる墨須のキャラがいいアクセントになっています。
※今期は「一話くらいは観てみようか」の対象(書類審査通過作?)が多すぎ。それだけ充実しているという事ではあるのですが、放送に紹介が追い付きません(因みにここまでで1話切りしたのは「シャーロット」だけ)。