僅か10話の短期決戦。あっという間の最終回。
これまで名前だけが何度か出てきた“機動要塞デストロイヤー”がついにお目見え。
その正体は多脚機動型搭乗兵器。要するに巨大な蜘蛛型ロボットです。
ラスボスと言えば蜘蛛。「コッペリオン」でもラスボスは巨大な鉄蜘蛛でした(サイボーグ009に出てきた0011も蜘蛛型サイボーグでしたね)。
困った事にこの最終決戦兵器、完全に制御不能の暴走状態。更に厄介な事にコロナタイトという永久機関を有しているので止まる事がありません。
ひたすら破壊を繰り返しながら国中を行脚する滅茶ぶつけ水戸黄門。ハリケーンやツイスターと同じで一種の天災です。
その天災が駆け出し冒険者の街に一直線。さあ、どうする?!
「この素晴らしい世界に祝福を!/第10話・この理不尽な要塞に終焔を!」(2016年3月16日深夜TOKYO MX放送/吉田俊司演出)
まずはアクアが渾身のブレイクスペルでデストロイヤーの結界を破壊。
続いてめぐみんとウィズがダブル・エクスプロージョン!
『見せてあげますよ。本物の爆裂魔法を!』
遂に仕留めた!と思ったら、自爆装置起動。爆発前に制御しようと中に乗り込んでみると、そこにはデストロイヤー開発者の亡骸と日記が。
「国のお偉いさんが無茶言い出した。こんな低予算で機動兵器を作れと言う。無茶だ」
「動力源をどうこう言われたけど知るか。伝説のコロナタイトでも持って来いと言ってやった」
「本当に持ってきちゃった。どうしよう。これで動かなかったら死刑じゃないの?」
「動いてください、お願いします!」・・・「終わった。現在只今暴走中」
「国滅んだやべー!滅んじゃったよやっべー!でも何かスカッとした」
「よし決めた、もうここで余生を暮らすとしよう。だって降りられないしな。止められないしな。これ作った奴絶対バカだろ。…おっと、これ作った責任者俺でした」
最低です(笑)。
お約束の二転三転があって今期は幕。そしてめでたく二期製作決定。
放送はいつになるのでしょう。楽しみです。