『魔法って何ができるの?』
『ゆずかは水を操れるね』
『ちっ! 水じゃ売れないわね…』
『今日は早いんですね、お父さん』
『部長と課長が倒れてね。労働基準監督署の監査が入るとかで、早く返してもらえたんだ。社員想いの社長のおかげで、5年3ヶ月と6日ぶりに家族団らんができる。本当にお父さんは幸せだよ』
駄目だ、この両親。早く何とかしないと。
「魔法少女なんてもういいですから。/第11話・じゃあ、何の為の魔法少女なの?」(2016年3月21日深夜TOKYO MX放送/米田和弘演出)
娘を驚かせようとハシゴで2階のベランダに登った母は娘の変身シーンを目撃。
事情を知るや「私、魔法少女のお母さんかぁ…」とご満悦。
ミトンが見えるという事はお母さんにも魔法少(熟?)女の資質が?
懐が深いと言うか肝が太いと言うか、ボヘミアンなお母さんです。
魔法少女コスにも興味深々。
娘のコスプレ水芸を見てはしゃいでいるところに父帰宅。
お父さんの社畜っぷり(&勤め先のブラックっぷり)は1話から際立っていましたが、ここまで引っ張る(広げる)とは思いませんでした。
労基の監査が入るという事は、会社そのものが“もはやこれまで”になる事態も想定されるのですが、大丈夫でしょうか。