『はぁ…有名Pになったら女子大生と付き合えると思っていた時期が私にもありました』
第10話Bパートラストで発覚した衝撃の事実。
ヲタが憧れてやまないボカロP「低所得P」の正体。それはクラス担任のワセダでした。
ギャグ漫画としてなら、“出落ち”で終了な小ネタですが、そこからまさかの王道ラブコメへ。純愛山河「ヲタとワセダ」。
「女子高生の無駄づかい/第11話・ゆめ」
(2019年9月13日BS11放送/さんぺい聖監督)
日々、低所得Pへの憧憬を募らせるヲタ。勢い余って「歌ってみたセット」で低所得Pの曲を熱唱→UP!
「歌うヲタ」「聴くワセダ」「その曲が誕生するきっかけになった最低な出来事の回想」、3つのシーンが同時並行する構成はさながら「砂の器」(すみません、誉めすぎました)。
オリジナルCDを自主制作したワセダは同人即売会へ(ミニマムロット200枚は経費的にも在庫的にも色々厳しい数字)。
ワセダの駄目息子オーラ全開の自宅↑。即売会の隣ブースには周りの酸素を喰い尽くす汗かきデブさんが(←ちゃんとEDにも写っていた)。
即売会出展を知ったヲタは女子力満開(恋する乙女の戦闘服)で会場入り。ついにご対面か!?
間一髪、熱心なファンが自分の生徒だと気づいたワセダは簡易変装。気づかずヲタは思いのたけを切々と告げて帰途へ。
これで良かったのか? 逡巡するワセダに汗かきデブさんが「追いかけなよ」。
いやまさか女子無駄でこんなラブコメ展開が見られるとは。眼福でございます。
季節はクリスマス、そして新年。各々の過ごし方が短く挿入されますが、ヤマイのスケールのデカさに痺れました。
どこでキメてんだ…ってそこかーい!(レスキューのお兄さん、お疲れっす)
おまけ
第9話はロリとマジメ母娘(上質のサーモン・いくら丼)に挟まれて(ついでに巨乳もちっぱいも揉みまくって)狂喜のリリイとか見せ場の多い傑作回でしたが、ヲタのキレ芸(おいしいものを摂取するとキレる)が白眉でした(場所は松屋…じゃなくて柿屋)。
『はぁ!?ネギ塩カルビ丼!?ざけんな!んなもん美味いに決まってんじゃねぇか!くっそゴマ油きかせやがって!そりゃうめえよ!おい そっちはなんだよ?はぁ?半熟卵のロースカツ丼だ!?半熟にすればいいと思いやがって!いいよ!半熟とろーりは正義だ!美味いに決まってるよ!しかもロースだよ!脂身とろーり無敵かよ!』
バカにうるさがられるヲタ。お前が無敵だよ。
★ご参考