
『実はそれ、昔の軍隊で使われていた化学兵器用のマスクなんです。持ち主は装着されていた状態で惨殺されたのだけど、怨念を祓いきるのが凄く大変で。ヤマイさんが持っていてくだされば、怨念が復活してもすぐにお祓いできますね』
ただのコレクターズアイテムではなかったのか。どうするよ、ヤマイ。
「女子高生の無駄づかい/第7話・やまい」
(2019年8月16日BS11放送/東亮佑演出)
今回はヤマイの順列組み合わせ。「×ワセダ」を皮切りに、「×マジメ」「×ヲタ」「×シーキョン」「×バカ」そして「×マジョ」。
ワセダとヤマイの相性の良さは証明済みですが、初登板となった保健師の養護教諭シーキョンとの掛け合いも絶品。

『実は私にもあるの。腕の紋章。びっくりしたわ。私たち悪魔族のことを知っている人がこの学校にいたなんて』
冷静に距離をとるワセダと一気に距離を詰めるシーキョン。侮れない学校です。
中盤はメルカリ(のようなもの)に出品されたマジョ・コレクション「ガスマスク」がヤマイに(途中、バカ→シーキョンを介して)渡る“悪魔のバケツリレー”。

『あ…違うの…え違わないけど、聞いて!こう見えて先生は大丈夫なのよ!』
いい味出してるな、シーキョン。
ここまでで十分アタリだったのですが、後半の「顔出しパネル(観光地によくある記念撮影用のアレ)」で腹筋クラツシュ。
顔が嵌って抜けなくなるヤマイ。指さして笑いながら自分も抜けなくなるバカ。さらにそれを見て理由も聞かずに自撮りするワセダ。見事な三段落ち。

で最後にダメ押し「さいのたま女子高等学校校歌」。
校歌は「のんのんびより」「生徒会役員共」とかでもフルコーラス流れましたが、あっちはそこそこちゃんとした(実際にあってもおかしくない)出来でした。
こっちは酷い(←誉めています)。さいのたまが“4歳児レベルの偏差値しかない”と言われる理由の一端がわかりました。
そして最後にまさかの…。


