放送局(BS11)の都合で1週スキップ、翌週2話連続という変則放送となりましたが、おかげで「県大会(全国大会地区予選)編」を一気に観ることができました。
地味ぃな競技故、盛り上がるんかいな、と心配しておりましたが杞憂。
縦線横線織り交ぜた立体中継は見所満載でした。
「ライフル・イズ・ビューティフル/05 予選・イズ・エキサイティング|06 ターゲット・イズ・全国大会」(2019年11月19日深夜BS11放送/高橋正典監督)
全国行きの切符を手にするのは上位5名。その目安は610点。ひとり60発ですから1発平均10.1-2。全弾10点圏に叩き込まねばならない無理ゲーモード。
ひかりの練習時アベレージは570点。練習時の力を全部出してもまだ足りません。
ひかりは第1射群。見所は1発目。
『射撃に先行逃げ切りや後追いの駆け引きはない。最初から最後までMAX高めを狙うだけ。最初でミスればその時点で終了』(エリカ)
注目の初弾は…10.7!
この“ひかり=本番に強い”という設定にブレがないのが嬉しい。
ひかりの隣のレーンには朝香学園高校射撃部副部長・黒井ミサが。
(3年生は今日負けたら即引退。だから…)
30発を越えた後半戦は精神力の勝負。
(全然センターに入らない。やはり4シリーズ目は鬼門)
終盤乱れたスコアを気合で立て直して最終スコア611.1。暫定2位(すげー!)
射群は全部で4。ひとつ終わる毎に暫定順位が入れ替わるのが緊張感を高めます。
第2射群に入ったのは五十嵐雪緒。
何と大会新記録を叩き出して暫定1位。こういう実力に揺るぎのない人がいると観ていてホント安心します。
第3射群に入った渋沢泉水はいつも通りの安定スコアで轟沈。
ここで個人戦の他に団体戦もあることが判明。団体で1位をとれば、個人脱落者にも全国行きの切符が配られます。
勝負の行方は第4射群の姪浜エリカが握ることに…。
第4射群には朝香学園高校射撃部部長・東雲あきらが。そして、近年頭角を現してきた桐谷第一高校射撃部部長の朝倉零が。
結果は東雲、朝倉の後塵は拝したものの総合5位。
ひかりは6位に転落してしまいましたが、東雲と朝倉はエアライフルに出場するので辞退(じゃあなんで出て来たんだよ、と言えば勿論母校を団体1位にするためです)。
2名繰り上がってひかり合格!
千鳥高校は見事団体1位も獲得したので泉水も全国大会出場となりました。
で、繰り上げ当選の恩恵に与った人がもうひとり。
会場となった伊勢丘高校の射撃部部長・紺野小桜。
黒髪おかっぱコケシ顔でモロきんいろモザイク大宮忍系。ぽやぽやっとした所が実に癒し系です。
是非、ひかりとWボケコンビを結成してください。
試合の裏では、ひかりと桐谷第一高校射撃部部長・朝倉零が「運痴連盟」を結成したり、顧問の鶴巻先生が妖しげな性癖を暴露しかけた挙句、レンタカーで民家の生垣に突っ込むなど「何やっとんねん君たち」な景色もありました。実に盛り沢山。