『射撃とは美しさ。それは私の哲学。日本舞踊の家元の娘として幼いころから日々稽古に勤しむのが私の日課だった。よく不思議がられるのよ。何で高校で射撃を始めたか。でも私にとって違和感はなかった。美の追求という観点に於いて、むしろ必然。私にはよく見えるわ。気負い、期待、動揺、虚栄心、焦り…潔癖を自称するあなたにまとわりつく雑念の一切。射撃の美とは、内面と外面の調和によってこそ生まれる。上辺だけ取り繕っても私には勝てない。故に…ライフル・イズ・ビューティフル』
前年度覇者・峰澄高校3年貝島沙由(かいじまさゆ)の独白。
矛先は隣射座の夜木沼高校3年四十宮塔子(よそみやとうこ←潔癖症)。
実にかっちょいい。かっちょいいですが…
何故、あなたがタイトル回収?
「ライフル・イズ・ビューティフル/第10話・姫・イズ・クライシス」(2019年12月24日深夜BS11放送/三好なお演出)
貝島沙由は綺麗なモノが好きなだけの変態ではありませんでした。
完璧な射撃(最後の1発を除く)で他を圧倒。峰澄を団体戦暫定1位に押し上げます。
千鳥の第2射群はエリカ様でしたが、才能にメンタルが追い付かない軽ポンコツ。
『銃を持て!』『ははー!』
終盤畳みかける好成績を残しましたが、トータルでは今ひとつふたつみっつ。
そして、千鳥には可愛い娘が好きなだけの正真正銘の変態がひとり(顧問とも言う)。
ひかりのアンダー生着替えに固唾を飲んで(アンダーは体に密着するタイトな服…普段はゆるいTシャツの下に隠されたロリ巨乳の本領をこのカメラに…はあはあ)…。
『なんで!?』
イリュージョン通り越して四次元ポケットですね。
エリカ様の追い上げも虚しく千鳥は3位に後退。
1位峰澄との得点差9.2。覆すには日本記録レベルの点数が必要。
全ては第3射群ひかりの肩に。
奇跡の大逆転に向けてひかり出陣!