『私は知っている…。ストレスが許容量を超えたり、何か悲しいことがあったりすると、瑞穂は包丁を一心不乱に研ぎだす事を。
このままでは包丁が備前長船を超えてしまう』
リスペクトを超えた感情を抱いている放送作家・久連木(くれこ)が藻岩山ラジオ局を去ってしまう…だけでも一大事なのに、どうやら久連木とNo.1パーソナリティの茅代まどかが怪しい関係にあることを察してしまった瑞穂ちゃん。
ちょっとヤンデレ入っている瑞穂ちゃんの研いだ包丁、使ってみたいです。
「波よ聞いてくれ/第11話・嫌気生物は畏れない」
(2020年6月12日深夜BS-TBS放送/小谷野竜成演出)
アナログ音効大楽団を従えて生ラジオドラマに挑んだミナレ。
元カレ・光雄を金で雇った始末屋と共に殺して樹海に埋めた…はずがゾンビとなって這い出してきた光雄に連れられて始末屋ともども地の底へ。
そこにいたのは神様(自称、浅間大神の化身)。
これまでの人生の業(カルマ)を吐き出せば、全てを浄化して来世に導いてくれるという。
殺し屋人生を懺悔した始末屋のおっさんはスウェーデンのハッランドレーンに8,740回目の転生を。
女性を怒らせてばかりの駄目駄目人生を悔いた光雄はスウェーデンのブレーキンゲレーンに。
『なんでスウェーデン縛り?』
『福祉がしっかりしているからです』
最後に残ったミナレは転生を拒否(台本はここからミナレ丸投げアドリブ100%)。
『私は過去をやり直したいわけでも消し去りたいわけでもない。ただ、挽回したい!』
しかし神様のご信託は
『ミナレ、そなたはスウェーデンの…』(←ココかなりツボった)
『今の話、聞いてました!?てか、釧路より寒い所には住みたくないです。日ハムもなければタカトシもダウンタウンもいないんでしょ?』
『世界一臭い缶詰がありますよ』
シュールストレミング(塩漬けのニシンの缶詰)すね。一度挑戦したいと思っています…嘘です。嫌ですよ、あんな開ける前からガスで丸く膨らんでいる缶詰なんか。
『スウェーデンはもういい。他の外国もまっぴらだ!私を日本の青木ヶ原樹海に戻してくれ!でなきゃお前を殺す!富士山が爆発しようが知った事か!私は死ぬまで彷徨える日本人、鼓田ミナレだ!』
アイデンティティの回復。やはり名乗りこそドラマです。
おまけ
ヤンデレ瑞穂のセクシーショット。
信じがたい事に次回最終回(もう?)。他のアニメが延期だ中止だで足踏みしている中、見事完走。
もうちっと続きが観たいなぁ…。
★ご参考