『ラジオって、このまま滅んでいくもんだと思っていたけど…結構凄ぇな』
ラジオ局の就職希望者、増えるんじゃないでしょうか。
コロナ禍にあって一度も立ち止まらなかった業界アニメが堂々最終回。
最後のネタは…北海道大震災。
「波よ聞いてくれ/第12話・あなたに届けたい」
(2020年6月19日深夜BS-TBS放送/南川達馬演出)
リスナーから寄せられた新企画案を片っ端から読み上げつつ、採用企画を決めるという生放送の最中、北海道全域を襲った巨大地震(まさかの大スペクタクル!)。
瞬く間に道内大停電。街灯も信号も消えた町で光を保っているのはセイコーマートと藻岩山ラジオ。
2018年の北海道大震災時、セイコーマートはガソリン車で発電できるキットを全店に用意しており、95%以上の店舗が休業することなく営業を継続しました。
震災時にラジオ局は何をすべきか。パニクるミナレに示された麻藤メモ。
『災害時は何があろうと電波を止めるな!』
瑞穂が情報をかき集め、久連木が原稿を書き起こし、麻藤がブースに。原稿に添えられたメモには
『いつまで素人ヅラしてんだ、お前は』
電波を止めるな。その大命題の前ではプロも素人もありません。
余談ですが、なかなか受注が取れずにいた新入社員の頃、営業部長から『いつまでお客さんヅラしてんだ、お前は』と言われたことがフラッシュ・バックいたしました。
麻藤の言葉で覚醒したミナレ。一方、中原とマキエはVOYAGERで炊き出しの準備を。
茅代まどかはポルシェかっ飛ばして藻岩山へ。
『あなたの口癖を守っただけよ。災害時は何はなくとも駆けつけろ、でしょ?』
甲本は自家発電機能のない中継局のメンテに。
『これも電波を止めるな、の一環です』
与えられたポジョンで各々がやるべきことをやるというシチュはなかなかに燃えるものがあります。
一夜明けて…ラジオの可能性を再認識したミナレ。
私のラジオライフはこれからよ!な幕切れ。見事な最終回でした。
果たして二期は…。
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★本日のTV放送【21:00~BS日テレ/日曜ロードSHOW!】
※タイトルは「ジュラシック・パーク」1作目。
★本日6月21日は俳優マイケル・グロスのお誕生日(おめでとうございます!)
マイケル・グロスと言えばトレマーズ。トレマーズと言えばマイケル・グロスです。