デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

祝!三期制作決定。 五等分の花嫁∬ ♯11-12

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『美味い。俺は味オンチらしくてな。正直、自信はないし、ロクな感想も言えないんだが…お前の努力、それだけは味わえた。頑張ったな』

『うん…私、頑張ったんだよ』

よかった。風太郎がニブチンな朴念仁じゃなくて。

一花の嘘に振り回される程、鈍感じゃなくて。

何より、三玖の想いが届いて苦労が報われて。

「五等分の花嫁∬/第11-12話・シスターズ・ウォー前半戦・後半戦」(2012年3月19日26日BS11放送/かおり監督)

戦場は修学旅行。ターゲットは風太郎。全員が虎視眈々。自分以外は全部敵。

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行きの新幹線で命令権を賭けたポーカー勝負。


既に走り出しているのは3人。

『蹴落としてでも叶えたい』

小細工無しの正面突破を画策する二乃。

『私は一花を待ってあげない』

そう言ってはみたものの、告白を先送りにして想いだけが堆積していく三玖。

『使えるものは何でも使う。私にはもうこうするしかないんだ』

三玖に変装して自身の想いを伝える(『一花、風太郎のこと好きだよ』)と同時に三玖の行動も抑止する人でなしダブルインパクト一花。

誰か早く一花を止めてやってくれ。このままだと嘘がバレた時のダメージが、いや、一花の好感度が…。

幸い一花の野望は修学旅行初日に露見、姉妹全員の(そして風太郎の)知る所となりました。

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ここで風太郎が、三玖の好意と一花の三玖なりすましに感づいていたのは嬉しい誤算。なんだよ、ちゃんとヒーローしてるじゃないか。

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ただ、自身の気持ちを(今回初めて)風太郎に知られてしまった(と思い込んだ)三玖は突然現実味を帯びた告白に怯み、一花や二乃に勝てる訳ないと自信喪失してホテルに引き籠り。

『冷静に考えなさいよ。五つ子よ。あんたも可愛いに決まってんじゃん!』

この時の二乃の励まし(?)は説得力抜群な上に二乃の評価も爆上げする名セリフ。

一計を案じた姉妹は最終日のコース別体験学習で三玖と風太郎の時間を作るべく黒子となって奔走。

念願の手作りパンを風太郎に食べてもらえた三玖は感極まって…。

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まあ、結局1周回って姉妹全員スタートラインに再集合な感じなのですが、良い〆具合であったと思います。

さて、この修学旅行中に分かった超重要事項がふたつ。

❶ 6年前に風太郎に京都で出会った少女は四葉だった。

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❷ この時、風太郎とトランプをして遊んだのは一花だった。

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風太郎に「嘘だな」と断罪された一花の『私たち6年前に会ってるんだよ』(原作では時系列の絡みで5年前)というセリフ、その部分に関してだけは嘘ではなかったんですね。

雨降って…で家族としての絆が深まった五姉妹。仕切り直して第三期へ。

 

 

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★本日3月30日は林原めぐみさんの誕生日(「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」大ヒットおめでとうございます!)

今回は諸々関連している(?)作品という事でこちらを。


★本日のTV放送【21:00~BS-RBS