デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

【時に1944年9月】ルミナスウィッチーズ ♯9|ストライクウィッチーズ ♯12【ガリア解放】

『もう3年だよ。奪われたのはガリアの土地だけじゃなくて文化も人の心も。ここに来てそれがよくわかった』

ルミナスウィッチーズ・ワールドツアーの最終公演地はリベリオン(合衆国です)。

摩天楼の街ニューヨーク。そこは未だネウロイの爪痕届かぬ無傷の街。

戦時下に溢れるエンターテインメント。ブロードウェイ。ネウロイとの戦いに明け暮れるヨーロッパとは別天地。


ガリアはおもしろい国だよ。いつになるかはわからないけど私の知ってるガリアをいつかアイラにも見せたいな』

いつも通りポップコーンを頬張るエリーですが、故郷を奪われた者の台詞は深く重い。

時に1944年9月。

「連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ/第9話・星と共に」(2022年9月4日深夜TOKYO MX放送/白石道太演出)

リベリオンはジョーの生まれ故郷。大家族に歓待されるルミナスの面々。


コンサート会場にいる人だけでなく、もっと多くの人に公演を楽しんでほしい。

新しい衣装と新しい曲、そして街全体をステージに見立てたダイナミックなアクロバット飛行で公演は大成功。


やり切った感満開で心地よい疲労の余韻を楽しむルミナスの元にグレイス隊長が届けたビッグニュース。

ブリタニアの501部隊がネウロイの巣を撃破したって…人類史上初めてのことよ!ガリアが解放されたのよ!』

ガリア解放!

『…エリー、ガリアが帰ってくるよ』

解放したのは、

ストライクウィッチーズ/第12話・ストライクウィッチーズ(2008年9月19日放送/山川宏治演出)

ウィッチの存在を疎ましく思うトレヴァー・マロニー大将の暗躍で解散に追い込まれた第501統合戦闘航空団「ストライクウィッチーズ」。

メンバーは各々の故郷に向かって散り散りに。

マロニー大将はウィッチに代わる戦力として、ネウロイのテクノロジーを流用した新兵器「ウォーロック」をブリタニア空軍上層部に隠して開発、未承認のまま発進させますが大暴走。

宮藤芳佳坂本美緒、ペリーヌ・クロステルマンを乗せて扶桑皇国に帰還途上の赤城を急襲。大打撃を受けた赤城の沈没は時間の問題。

ストライカーユニットは全て基地内ハンガーに封印されていましたが、坂本少佐は車椅子の中に自身のユニットを隠し持っておりました。

怪我を押して出動し、退避の時間稼ぎをしようとする坂本少佐に宮藤が待ったを。

『私が…私が飛びます!』

『駄目だ!これは上官の決定だ』

『私…諦めたくないんです。坂本さんは、坂本さんは死ぬ気です。でも、それって諦めるって事ですよね。私は、私は諦めたくありません!私、守りたいんです!』

『守りたい、か。その台詞、何度聞かされた事か…宮藤、出撃準備だ!』


宮藤、発進!その波動を感じ取ったメンバーは帰郷を取りやめUターン。

ミーナらはマロニー大将らを拘束すると力づくで倉庫を解放。Uターン組も続々結集してストライカーユニットを取り戻すと宮藤の元に。

一旦は撃墜したウォーロックは赤城と融合して巨大戦艦型ネウロイに変貌しますが、宮藤・ペリーヌ、リネットが赤城内部に進攻してコアを破壊。


同時にガリア上空を覆っていたネウロイの巣が消失。

ガリア解放の瞬間です。

次回はエリーが故国ガリアへ。同じガリア出身のペリーヌとの顔合わせはあるのでしょうか。

おまけ

第8話の水着スナップと第9話の太もも祭り。


ストライクウィッチーズって何だ!?と言う方はこちらを。

 

★本日9月6日は永井豪先生の誕生日(おめでとうございます!)

永井先生無しにはエヴァもまどかもトップをねらえ!も存在せず、これらの作品無しにはウィッチーズも存在しません。

昨年はOVAデビルマンをご紹介しましたが、今年は全ての源流たる二大キャラが共演したこちらを。

 

 

ランキング投票です。やっぱりスカートよりズボン(と言う名のパンツ)だよね、という方はワンポチを。