お約束の佃煮、王道の見本市、秘伝の盛り上げレシピは今回も健在。
耐えに耐えて、撓みに撓んで、芳佳爆発、天下無双。
毎度毎度乗せられるのも悔しいですが、なきゃないで空腹が満たされないので、これくらいで丁度いいです。
「ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN/第12話・それでも私は守りたい」(2020年12月24日BS11放送/亀井隆広演出)
陸上戦艦ラーテを中核にベルリンを取り囲むネウロイの壁を破壊したパットン大戦車軍団と芳佳でしたが、ドーム状に変形したネウロイに上空を塞がれて音信途絶。
フラックタワーに籠城し、かろうじて生きていた有線で通信を繋げるも、全滅は時間の問題。
「まだ終わっちゃいねえぞ」と愛銃に弾を込めるパットン将軍。
おっとそいつは製造番号332088、SAA45パットンモデル!
この期に及んでピースメーカーが何の役に立つのかとも思いますが、やはりトレードマークは外せません(笑)。
地下鉄の空間を利用して地下経由の侵入を試みる501部隊でしたが、途中天井が崩落して先に進めず。
側道として作られた防空壕で迂回、ハルトマンがドア引っぺがし、壁打ち砕いて着いた先には地下鉄とは異なる広い空間。その上空には…
『あれは…世界首都ゲルマニアか!?』
それは、もし、こちらの世界でドイツが第二次世界大戦に勝利していたら実現していたベルリン改造計画、ベルリンが広く国内外で「世界の首都」と讃えられるよう、アドルフ・ヒトラーがグランド・デザインを考え、建築家アルベルト・シュペーアが細部デザインを任された都市改造構想の完成形。
ドイツ版「帝都物語」ですね。あの人の事だから絶対「帝都の霊的守護」とか考えていそうだし(最下部の「帝都物語」レビューも併せてどうぞ)。
一方、進路変更してベルリンに入った坂本少佐の乗るB-17は、ユニット不全で空中待機中の服部静夏を回収、上空からネウロイ用気化爆弾を投下するも時限信管による爆発のタイミングが合わず効果なし。
ここで静夏が芳佳用のストライカーユニット・震電を装着して気化爆弾と共に降下、接触の瞬間に打ち抜いて手動起爆させるという荒業を提案。
魔法力を喰い尽くす暴れ馬のような震電を抑え込んで見事ドームに風穴を空けますが、短時間で修復。
空いた穴から芳佳を目視した静夏は帰投命令に逆らって(命令至上主義の静夏が初の命令違反)、ドーム内に侵入、ネウロイの一斉攻撃から芳佳をガード。
しかし、直後に腹部を貫かれて墜落。深手。大量出血。
『止血できない。もう治癒魔法じゃないと…』
未だ発動できない魔法力。宮藤さんを守れて良かったと言い残してこと切れる静夏。
お膳立て完璧。芳佳、復活、再起動。
もう誰にも止められません(笑)。
いやもうこのパターン何度観たか分かりませんが、いいんです、これでこそストライクウィッチーズです。
いつかまた4期を。
おまけ
サーニャの魔道針を介して本部と通信するために、サーニャにごっつんこするミーナを見て狼狽するエイラ。
『かわいいのう…』by佐天涙子
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★本日12月26日は原田美枝子さんの誕生日(おめでとうございます!)
原田さんと言えば「青春の殺人者」、「地獄」、そして、