デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

【どうぞ、親子丼です!】僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件/北米版BD-BOX【やはりお好きでしたか、親子丼!】

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『どうぞ、親子丼です!』

  Here you go, it’s oyakodon.

『やはりお好きでしたか、親子丼!』

  So you really do like that parent-child things!

ま、確かにこれだけでは外人さん的には「Pardon?」でしょう。

が、そこは日本文化を世界に広げる北米版。丁寧な解説が。

僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件(My Girlfriend is Shobitch)/北米版BD-BOX」
(sentai FILMWORKS)

2017年10-12月に放送された下ネタラブコメの北米版(「しょびっち」はまんま「Shobitch」なんですね)。

国コード有りで日本語再生時は英語字幕強制表示ですが、本作に関しては英語字幕も愉しみのひとつ。

親子丼を掲げる香坂秋穂の画像には

Note:Oyakodon, lit.“mother and child bowl” is a dish of chicken and egg over rice.

『大好きです親子丼』という篠崎遥の回答に『やはりお好きでしたか』と得心する秋穂の母・冬美の画像には、

Note:Of course, in its literal interpretation, it can also refer to a certain sex act…

という解説が。

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続けて訳すと、

「親子丼(母娘丼)とは鶏肉と卵をごはんに乗せた料理だが、文字通りに解釈すれば、それはまた、特定の性行為を指すことも出来る」

ってな感じになりますでしょうか。

これでまたひとつ、正しいジャパニーズ・スラングが世界に…(嗚呼)。

逆にちょっと疑問だったのが「テクノブレイク」の「Adult Alternative」。

これじゃまるで音楽の1ジャンル。

ここは「Technobreak」とそのまんま訳して、Note:に「Death by masturbation」とか入れてくれた方が良かったような。

もうひとつ、スマホのゲームアプリの話をしている時の

『わたくし、“松葉崩し”がやりたいですわ』

字幕は「I want something to wreck me!」でしたが、合ってますかね、これ。まあ言葉で簡潔に説明するの難しいとは思いますが…。

なるほど、と思ったのは、

『私たちはずっと友達、略して“ずっ友”だよ!』

字幕は「You and I are friend for life, and abbreviated, We’re FFLS!」

「ずっ友」は「friend for life」、略してFFLSなんですね(最後のsがlifesのsなのかlife’sのsなのかは不明)。

「My Girlfriend is Shobitch(北米版BD-BOX)」は放送10話に原作第6巻同梱OVAの11話をBD2枚に収録して5,000円前後。

★放送時のレビューはこちらから。 

 

 

 

 

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