デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

【いけず…】ゴブリンスレイヤーⅡ ♯5【エルフ結婚式編突入】

『結婚かぁ…そういう事考えたりは?』

『難しいな』

『じゃあさ、小さい頃、おっきくなったらあたしと結婚しようって約束してたらどう?』

『そんな約束、した覚えはないぞ』

『あや、バレちゃったか…しておけば良かったのにね』

いい加減気づいてやれよ、朴念仁。

ゴブリンスレイヤーⅡ/第5話・かみきり丸、南の川へ」(2023年11月3日深夜TOKYO MX放送/佐本三国演出)

今日はお手紙配達日。妖精弓手の元にも故郷から一通のお知らせが。

『結婚することになったみたい』

どよめくギルド。が、よくよく聞けば結婚するのは妖精弓手のお姉さま(お相手は従兄)。

上の森人(ハイエルフ)のお手紙は葉っぱ製。


『姉さまが嫁ぎ遅れにならなくてホント良かったわ』

姉さまのお歳は8,000とちょっと。樹齢年輪ハイエルフ。

妖精弓手は長の家系。結婚式はさぞド派手に。という訳で関係者全員ご招待(受付嬢、牛飼娘含む)。

受付嬢とゴブリンスレイヤーが暫くお仕事お休みしてもいいように、ゴブリンの巣穴をいくつか前倒しで掃討。

修道女が管理している文蔵を襲っていたゴブリンを叩いてのして。

ここで鋼鉄等級に昇格した神官ちゃんが新たに授かった奇跡を披露。

浄化《ピュアリファイ》の奇跡。

水を空気を傷も汚れも浄化する(冒険、特に女子が長期に渡って入浴もままならない時に使える便利な)奇跡。

いと慈悲深い地母神の「御手」がビジュアルになったのは初めてではあるまいか。


この新たな奇跡を『良い奇跡だ。使いでがある』と評したゴブスレさん。お前今絶対よからぬ使い道思いついただろ。

この文蔵に眠っていた古代文字の粘土板を法の神殿(水の街。剣の乙女のいる所)に届けることになったゴブリンスレイヤー一行。

ギルドの仕事なので馬車の調達ができ、報酬も出る上に、水の街から川を遡行すればエルフの森に最短距離で着く事ができる。文字通り「渡りに船」。

ゴブリンスレイヤーとの邂逅を指折り数えて待っていた剣の乙女。しかし当人は相変わらず「乙女心なにそれ美味しいの?」なぶっきらぼう対応。

ちょいおこな剣の乙女の表情が実に可愛い。


すぐに(ゴブリン退治のために)帰郷するのかと思えば、仲間の誘いで南へ行くと。

もっと構って欲しいのに、わたしを置いて仲間と南へ…。

『…いけず』

剣の乙女が関西弁に精通しているとは思いませんでした。これなら粘土板の古代文字の解析もあっという間でしょう。

川上りの乗り物は筏。牧歌的な景色を眺めつつ遡行。やがて目の前に堰が。

『これがあの《堤(つつみ)》ですか?』

原作では《閘門(ロック)》と呼称しておりました。アニメでは何のためのものかの説明がなかったので、鉱人道士さんに解説して頂きましょう。


なるほど。因みに《閘》の読みは「ひのくち」。意味は水門です。

女子軍団は水の街で買った「何か」について姦しく談笑。

『わたし、言われるがまま買ってしまいましたが、これ本当に着るんでしょうか』(神官ちゃん)

『あたしは…これちょっと小さすぎるような気がするんだけどなぁ』(牛飼娘)


何を買ってどこがどう小さいのかは次回のお楽しみ。

折角の平和な川上りでしたが、突如崖上から雨あられと降って来た石と岩で緊急事態突入。




 

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★本日11月6日はイーサン・ホークの誕生日(おめでとうございます!)

燻し銀な感じが結構好み。お薦めイーサン3連発。