『この森では時として自然さえも敵になる。心して向かえよ。これから向かうのは…闇の奥だ』
小舟で川を遡行してエルフの森の更に奥へ。
まんまアレじゃん、と思ったら次回サブタイが「闇の奥《ハート・オブ・ダークネス》」。
確信犯でした。
右は「HEART OF DARKNESS」表紙イラスト。
「ゴブリンスレイヤーⅡ/第7話・ジャングル・クルーズ」(2023年11月17日深夜TOKYO MX放送/古賀五十六演出)
エルフの里に現れた《川を堰き止めるもの》モケーレ・ムベンベ。
その背中にはゴブリンライダーが。
『俺の仕事だ。ゴブリンを殺すのは俺の仕事だ』
妖精弓手がゴブリンを射掛け、鉱人道士と蜥蜴僧侶が足止めした所で、ゴブスレさんがロープを使った罠を仕掛けて(物理的に)「倒す」ことに成功。
ゴブリンライダーはモケーレの背中に鞍まで付けていました。偶然飛び乗ったわけではありません。
そう遠くない所にゴブリンの巣がある。襲撃目標は勿論、エルフの里。
放置はできない。生かしておく道理もない。
簡易武装した船(前方に竜牙兵が漕ぐ小舟の囮付き)で「闇の奥」へ。
最期かもしれないという覚悟を以てゴブさんを見送る牛飼娘。何か手つきがいじらしやらしい。
威嚇か見せしめか。立ち並ぶエルフの死体。
闇の奥にそびえていたのは「神殿」でした。
見張りを仕留めて中へ。地獄まで続いているかのような螺旋階段。
迷わず下りるゴブさんに「うええ、マジっすかぁ」な視線を送る妖精弓手と神官ちゃん。
途中階段が崩れた箇所も。エルフは難なく飛び越えられましたが、神官ちゃんは蜥蜴僧侶がぽ~い。
最下層には磨り潰したエルフの体液を川に流す「呪術」部屋が。
それは鬼の薬研(やげん)、悪魔の酒船石。
凄惨すぎる光景にショックを受ける神官ちゃん。出来る弔いを済ませて暫しの休息。
珍しくゴブさんにしなだれる妖精弓手が妙に可愛い。
『ちゃんと瞼を閉じて寝るのよ』
妖精弓手は数十年の寿命しかない只人(ヒューム)であるゴブスレさんの生涯を見届ける決心をしたようです。
ある意味、下手なプロポーズよりも強い意志かもしれません。
★ご参考
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