デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

【あれが象か? 違う!あれは…】ゴブリンスレイヤーⅡ ♯6【モケーレ・ムベンベだ!】

『あれが…象か!?』

『違う!』

惜しい!(いや、惜しくない。足元だけ見るとちょっと似ていますが…)。

あれは「未完成で進行形」で真白がフィギュア欲しさにチョコエッグを爆買いした、「アフリカのサラリーマン」ではブラック総務を脱走した、そして、エルフの森では「川を堰き止めるもの」と呼ばれている…


モケーレ・ムベンベです。

ゴブリンスレイヤーⅡ/第6話・エルフ王の森」(2023年11月10日深夜TOKYO MX放送/木村佳嗣演出)

妖精弓手の姉の婚礼に立ち会うべく、水の街から筏で川を遡行するゴブスレさん御一行。

ゴブリンの崖上からの襲撃を退け、森人エリアへ。

一旦岸に上がって野営の準備。女性陣は…。


水の街でのお買い物は「水着」でした。

反応が薄いゴブスレさんにちょいおこな牛飼娘。


水着で川遊びシーン後半のやりとりは、森の中での沐浴シーン(つまり全裸)で交わされるはずのものでしたが、こっちに集約されてしまいました。


本当なら「水着回」と「お風呂回」の豪華二本立てになるはずだったのに。残念!

翌朝、妖精弓手のあに様(妖精弓手の従妹であね様の旦那になる人)と合流して森へ。

途中、あに様が「川を堰き止めるもの」が現れた可能性がある、と。

『本当にいるの?』

『俺も足跡は幾たびも見ている。じい様は若い頃に本物を見たそうだがな』

『いつの頃よ、それ!?』

妖精弓手2000歳、あね様8000歳とちょっと。そのじい様って幾つ? 2万?3万? その若い頃?

一生の 意味が違うぞ ハイエルフ

到着した森で歓待を受けるゴブさんたち。牛飼娘がぽわんぽわんのクッションを気に入っていましたが、あれはキノコです。


あね様の後ろに控えている侍女を見て歩み寄るゴブスレさん。

『(願い通り)殺したぞ。奴らは皆殺しにした』


それはあの日交わした約束の結果報告。


そこに響く地鳴りのような足音。

あれは何だ!? あれが象か? 違う!

モケーレ・ムベンベだ!(つづく)

★ブラック総務から逃げ出して捕まったアフリカのモケーレ・ムベンベはこちら。

★因みに本日11月12日はヒュー・グレイがネス湖に生息する巨大生物の撮影に成功した日(1933年。ロバート・ケネス・ウィルソンが世界的に有名な本体写真を発表したのはその翌年。但し、1993年に捏造告白)。

モケーレ・ムベンベのフィギュアが欲しいのに何回チョコエッグを買ってもネッシーしか出て来ない「ネッシー地獄」に嵌った不幸な幼女のお話はこちら。

 

 

 

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★本日11月12日は寺島進兄ィ(1963~)の誕生日(おめでとうございます!)

出世作(の1本)となったこちらを。