デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

【漢字の日記念】洋画の中の漢字あれこれ【何故その字を選んだ!?】

本日12月12日は漢字の日

「いい(1)じ(2)いち(1)じ(2)」(いい字一字)の語呂合わせで、日本人ひとりひとりが毎年、「いい字」を「一字」は覚えて欲しいとの願いが込められているんだそうです。

公益財団法人・日本漢字能力検定協会漢検)が1995年(平成7年)に制定。

漢字に思い入れがあるのは日本人だけではありません。

外国映画を観ていると、思いもよらぬ箇所に漢字が躍っていたりします。

中には「何故その字を選んだ!?」な文字に面喰らう事も。

洋画の漢字で真っ先に思い浮かぶのは、

バイオハザードⅢ(2007年/ラッセル・マルケイ監督)

日本がステージの一角を占めるのは喜ばしいのですが、表記が…。

看板には「夜空雪風・考楽火月星」。対応している英文が「Tokyo Metro Zatoichi Square」


なるほど。わからん。音も意味も見事に合っていない。

ってかどこにあるんだよ座頭市スクエア」って!?

道路にはでっかく「芝浦」の文字が(タイトル画像参照)。

そうだね、座頭市スクエアは芝浦だよね。

大作だけではありません。制作費ってなぁに?な低予算ものの中にも。

「必殺!恐竜神父」(2018年/ブレンダン・スティアー監督)

裏山の雑木林はベトナム兼チャイニーズニンジャの秘密基地。日本語とも中国語ともつかない漢字がひらりひらり(いや中国語だなこれ)。


近年のアクション映画は、腕に漢字の刺青を掘るのがお約束。

敵も味方も腕に心に刻んだ2文字。

「マシンガン・ファーザー 悪党に裁きの銃弾を」(2019年/ジェファーソン・V・ジョンソン監督)

かつては傭兵、今は聖職者。主人公の腕には「無心」。敵の腕には「沈黙」


求めず。騒がず。

セガールものからもひとつ。

「沈黙の終焉」(2018年/フィリップ・マルチネス他監督)。

敵のボスの左腕に「侍魂(以下判読できず)」。


ジョン・ウィック:パラベラム」(2019年/チャド・スタエルスキ監督)では謎の和食店「平家(たいらや? へいけ?)」が登場。

中には何故か信州味噌の看板が。


一文字だと「鉄の記念日」の時にも取り上げたエイリアン3(1992年/デヴィッド・フィンチャー監督)の「鉄」でしょうか。


こういうのって時間が経つと「あ~あそこにも変なのあった!」とか思い出しちゃうんですよね。

 

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