花園 羽香里(はなぞの はかり)から突然告げられた別れの言葉。
それは娘を溺愛する母・羽々里(ははり)の力任せの謀略。
スマホを没収され、屋敷に幽閉され、転校の手続きまで済まされ、籠の鳥となった羽香里を救出すべく行動をおこした恋太郎ファミリー。
花園邸は一目瞭然な「The 豪邸」「見たまんま大金持ち」。
警備員の監視を掻い潜って邸内に侵入できたまでは良かったですが、途中の廊下には赤外線センサーが。
楠莉(くすり)先輩の発明した「赤外線だけを視認できるようになる(赤外線以外は何も見えなくなる)目薬」を垂らした恋太郎の目に飛び込んできたものは…。
『トム・クルーズでもインポッシブルだー!』
「君のことが大大大大大好きな100人の彼女/第10話・ラブミッション:インポッシブル」(2023年12月10日TOKYO MX放送/平田貴大演出)
廊下中、隙間なく張り巡らされた赤外線。
これ、もうちっと隙間があればルパン方式👇で突破できたかもしれませんが、こうもびっしりだとそれも無理。
良く見れば天井近く、シャンデリアのある高さには赤外線が張られていない。あそこを通れば…。いやしかし、そんな事は…
『強い筋力を持ったふたりの人間が協力すれば理論上は可能。でも、残念ながらここにいるのは愛城恋太郎以外全員女性…あ!』
全員の視線が唐音(からね)に。お手本はルパンではなく、千葉真一&郷鍈治in「直撃地獄拳 大逆転」でした。
移動式突っ張り棒と化した二人。まず垂直に上へ。成層圏(?)に達した所から横へ。
途中、廉太郎が(服がめくれて露出した)唐音の腹部に頬ずりするという(双方にとっての)ご褒美が。
唐音さん、歌のお姉さんとか潜入捜査官のプレミアム版クライマックスみたいな顔になっています。
無事危険エリアを突破し、羽香里の部屋までたどり着きましたが、ここで警備員に取り囲まれてお縄&お白洲。お奉行様は羽香里の母・花園 羽々里(はなぞの ははり)。
初対面となる羽々里&恋太郎(しかし、まだ赤外線以外何も見えなくなる目薬が効いているので尊顔は拝めず)。
『私は13歳、中学2年で羽香里を生みました。何故か分かる?』
『3度の飯より赤ちゃんが』
『違うわ』
この状況下で大馬鹿野郎なマジボケをかます恋太郎さすがです。
愛した人が不治の病で余命僅か。何とか好む人が生きた証を残そうと13歳で人工授精。
羽香里を愛し育てることに人生の全てを捧げてきたが、それでも本当にこれが正しい方法だったのかと疑問に思わない日はないと語る羽々里の話に恋太郎たまらず号泣。
その涙が楠莉の目薬を洗い流して、徐々に視界が…。
ようやく互いの視線が交錯…したと思ったら…
嘘ぉ…。
何と羽々里も運命の人でした。しかし、この心に鉄の鎧を着こんだ女がそう簡単に…
落ちました。
まさかの親娘丼!それはジャンクか高級食材か。
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★親子丼と言えば…
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★本日12月13日は仲代達矢(1932~)の誕生日(91歳!おめでとうございます!)
2年前の誕生日には「斬る!」をご紹介しましたが今回はこれを。