『あっぶねー!嬉(うれ)ションするところだった!セ、セーフかな、セーフだよな』
何か羽香里のポンコツっぷりがクセになってきました。
「君のことが大大大大大好きな100人の彼女/第4話・いちゃいちゃ回と思いきや」(2023年10月29日TOKYO MX放送/青木youイチロー演出)
花園羽香里(はなぞの はかり)、院田唐音(いんだ からね)に次ぐ3人目の彼女、好本 静(よしもと しずか)。
昼休み、屋上に集う第2期(?)ハーレムメンバー。
静と他の二人は初対面。どんな子なのか興味津々。見た目は普通だが…
静の挨拶は恋太郎が与えたデータ読み上げアプリを使った電子音声。
『よろしくお願いしたい所存であった』
≪思いの外、濃い!≫
羽香里と唐音が既に恋太郎と「接吻(!)」を交わした仲であることに衝撃を受ける静。
遠慮か委縮か慎みか。なかなか馴染めない静を見て、恋太郎が一計。
人間、距離を縮める最短距離は感情の吐露。どんな相手からも強制的に感情を引き出す方法は…笑わせる事。
恋太郎の提案はババ抜き。罰ゲームとして「ビリは1位にこちょこちょされる」
おおこれは「げんしけん二代目」朽木先輩卒業旅行における先輩接待UNOローカルルール「ビリになった者は朽木先輩を突っつく」の変形バージョン。
勝敗によっては恋太郎くんとこちょこちょしたりされたり。
勝っても負けても両面待ち(チガウ)。したいされたい待ちきれない。
1巡目は1位・恋太郎、ビリ・唐音。
ツンデレらしく強がる唐音を更にこちょこちょしていくと…
『何かいかがわしい事してるみたいになっちゃってるじゃんか!!!』
いやどう見ても「いかがわしい事」だろ、それ。
2巡目、1位・恋太郎、ビリ・羽香里。
ビリなのに勝者の舞の如き歓喜の踊り。準備万端花園羽香里。
『(恋太郎君のおっきな手が…逞しい指が…私の体を這い廻っている…ああ、あああ!)あへあへあへあへあへあへあへ❤』
下手な露出より放送禁止です。このアヘ顔は。
慌てて恋太郎を押しのけて距離を取る羽香里ですが、まさか「嬉ション」寸前だったとは。駄目だ、このポンコツヒロイン、早く何とかしないと(ファンになりました)。
3巡目。1位・恋太郎(恐るべき引きの強さ)、ビリ・静。
静の笑い声は…電子音『高らかに笑った』×リフレイン。
よくそんな器用な事が(もうホラーと紙一重だ)。
4巡目は攻守所を変えて、1位・静、ビリ・恋太郎。
しかし、静が繰り出したのは「こちょこちょ」ではなく「つんつん」攻撃。
理解の及ばぬ静の行動に混乱する羽香里。
そして気づきます。この下心のない(奥手でいじらしい)ナチュラル小動物な風情こそ、恋太郎が気に入った所なのではないか。それは自分にはないもの。超えられない壁。
『あほの唐音さんとは比にならない強敵があらわれてしまったぁ!』
一方の唐音。自分たちに遠慮をして己を殺している静を(恋太郎がタイミング良く座を外した隙に)叱責。
静の本音は遠慮ではなく恐怖。
羽香里や唐音と同じ立ち居振る舞いをする(同じ土俵に上がる)ことで、恋太郎から比べられてしまう事が何より怖い。
この回答は羽香里・唐音の心をズキュンバキュン。
戻って来た恋太郎に静がぶつけた最初の本音。
『口づけがしたいです!』
続いて羽香里もおねだり。唐音は強がり。
『あんたがどーしてもって言うなら私もしてあげない事もないわよ』
最早、古語辞典の1ページですが「リア充爆発しろ!」な締めくくりでございました。
次週は四人目の適格者・効率最優先女子、栄逢 凪乃(えいあい なの)の登場か。
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