デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

【ハゲズラ拒絶の心意気】フライト・リスク【セスナ強行着陸と言えば西部警察PART-Ⅲ第1話】

マーク・ウォールバーグがハゲで下衆で変態(多分両刀でSでM)な暗殺者に。

マークはハゲズラを拒否して毎日頭の一部を剃って撮影に臨んだそうです。

その佇まいはそこはかとなく田中要次さんに似ているような…。


マーク・ウォールバーグって人、時折イレギュラーな役柄に挑んで一皮剝けている印象がありますね。「ブギーナイツ」「アザーガイズ」「テッド」、そして、

「フライト・リスク」(2025年/メル・ギブソン監督)

マフィアの親分モレッティーの会計士ウィンストン(トファー・グレイス)はアラスカ潜伏中に米国連邦保安官代理のマドリン・ハリス(ミシェル・ドッカリー)に発見され逮捕。

潜伏先のモーテルはOとTのネオンが切れてMEL(GIBSON)に。


司法取引でモレッティーの犯罪告発に同意したウィンストンをアラスカからシアトルに移送することにしたハリス。用意された「専用機」は荷物運び用のオンボロセスナ。

『専用機って言うからてっきりジェットだと…』

乗り込んで来たのはやたら饒舌なパイロット、ダリル(マーク・ウォールバーグ)。その正体はモレッティーに雇われた暗殺者。

被疑者(証人)と護衛と殺し屋が狭い機内で呉越同舟


早々にダリルの正体がバレて、格闘・拘束。パイロット不在、無線不通、GPS故障、唯一の通信手段が衛星電話というハードモードで一路シアトルへ。

ここに声だけで参加するのがハリスの女上司キャロライン、連邦検事コールリッジ、そして遠隔で操縦を指示する管制官ハッサン。声だけなので誰が味方で誰が敵か分かりません(疑えばハッサンだって偽装なりすましかもしれない)。

航空パニックと言うとジャンボ旅客機という固定概念(?)を覆す四畳半サスペンス。

ハッサンが期待の位置特定の目印にした難破船FAIR DANCER。こういう絵面結構好き。


面白かったのはこのご陽気管制官ハッサンさん、ラストに顔出し登場するのですが、声と役者が別人(笑)。

これって「エクスクロス 魔境伝説」で、主人公の阿鹿里村脱出を携帯でアシストする謎の男・物部昭が声は小山力也(イケボ)だったのに、ラストで出会えた本人は岩尾望フットボールアワー)だったってのと同じ…じゃないですよね。

クライマックスは燃料消費を覚悟の上で高速飛行に賭けたハリスの強行着陸。

パイロット不在でセスナ強行着陸と言えばこれですよねえ。

西部警察PART-Ⅲ/第1話・強行着陸!!」(1983年4月3日テレビ朝日放送/小澤啓一監督)

城西デパートの岡崎社長の娘・かおりの誘拐に端を発する一大攻防戦。クライマックスはパイロット不在のセスナの強行着陸。人生初の操縦桿を握るのは勿論我らが団長・大門部長刑事。沖田刑事(三浦友和)の遠隔操縦指示で滑走路を目指す。


今回も大鉈振るう安定の横っ飛び。満足です。

おまけ(メイキング)


制作に必要な巨大LEDパネルは存在しなかったため、部隊はラスベガスに移り、大規模なリハーサルスタジオに高さ33フィート、幅65フィートの馬蹄形LED壁を製作したんだとか(着陸シーンは、ネバダ州メスキートにある小さな一滑走路の空港で撮影)。


潤沢に金があっても常に体を張ることを忘れない石原プロを讃えたいと思います。

★一皮むけたマーク・ウォールバーグ3連発。

★その他ご参考

 

 

 

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★本日のTV放送❷【20:00~BS12】