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昭和の名勝負をダイジェスト収録したDVDを購入いたしました。
「新日本プロレス名勝負30 昭和名勝負篇」
旗上げ戦の猪木対ゴッチに始まり、シン、坂口、ハンセン、アンドレ、初代タイガー、そして長州-藤波名勝負数え歌。
演歌のような浪花節のような、場末感と男の花道のない交ぜになった「昭和のプロレス」には味わいというか色香があります。
勿論、忘れてならないのはこれら名勝負に華を添えた古館伊知郎の実況中継。
テレビ朝日を退社してフリーになった後、1度だけ古館が実況を担当した試合があります。
それが、このDVDのラストに納められている「猪木-藤波戦」。
実はわたくし、60分フルタイムという「お茶を濁した」オチに横浜文化体育館の客席から罵詈雑言を浴びせておったのですが、後日録画しておいたビデオを見たらあら不思議。凄く美しい大団円になってるじゃありませんか。これぞ古館マジック。
実況席についた古館の第一声、「・・・戦いの学び舎に還ってまいりました」
この一言でもう降参です。
「かつて私は今横にいる山本小鉄氏と二人、実況席という机からリングという教壇に立つ猪木という教師を見上げておりました。私は今、自分自身を模倣する悦びに酔いしれているのでしょうか!」
(すみません、記憶頼りに書いてます)
自分自身を模倣する悦び・・・どこを押せばそんなフレーズが出てくるんだ。