『ペコペコするのは嫌だ。物乞いは御免だ。お前が出てくるのを3年待った。3年だ! 失くしたものを取り戻したい。二人で巻き返そう!』
号泣です。
豪快かつあり得ないカチコミを描いた続編も男汁滾ってますが、ツイ・ハークが担当したという前半の編集がグタグタなのが難点。
その点、1作目は編集も音楽もビシっと決まった男泣きの名作です。
偽札製造グループの幹部ホー(ティ・ロン)が取引先に嵌められて投獄。
単身関係者皆殺しの報復を行うも脚に大怪我を負った友人マーク(チョウ・ユンファ)。
ホーの弟キッド(レスリー・チャン)は兄の仕事を知らず刑事の道へ。
出所したホーが見たのは落ちぶれ果てた友の姿。
『脚のことは手紙に書いてなかったな…』
この時のユンファの表情が最高。何度観ても嗚咽が漏れます。
カタギになろうとするホーとそれを許さない組織。
一発逆転の巻き返しを図るマークと兄を許さず組織壊滅を目指すキッド。
全てを巻き込んで怒涛のクライマックスへ。
で、このチョウ・ユンファがハリウッド版「ドラゴンボール」で亀仙人を演るらしいのですが・・・大丈夫か?