デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

ファイト・クラブ

イメージ 1
嗚呼、結局買ってしまいましたよ。「パプリカ」のDVD。
何やってんだかなぁ、ったく。

で、睡眠中の別人格というテーマつながりで、

ファイト・クラブ

(1999年/デビッド・フィンチャー監督)


「パプリカ」の基本設定は筒井康隆の原作によるものですが、今監督はデビッド・フィンチャーを意識していたのかもしれません。

「パプリカ」オープニングのスタッフクレジットなんかモロ「パニック・ルーム」でしたし。

ファイトクラブ」はものの見事に破綻しているストーリーを暴れ馬のような映像の数珠繋ぎで強引に魅せてしまうというフィンチャーの豪腕な演出力が光る傑作です。

ブラピの心にドラゴンが宿っていたのは嬉しかったですね。
ヌンチャク振り回して「うおー!」ってブラピ偏差値貧乏だな。

ファイトクラブ」、タイラー・ダーデン(ブラピ)の箴言の数々と共に心に刻みたい魂の1本です。