『まだ若いのにそんな服着て恥ずかしくないのか?
ロックしろよ、ロック』
ロックしろよ、ロック』
そんな服とは、おまわりさんの制服の事。ロックがおまわりさんの制服の対極にあるというのは実に正しい認識だと思います。
「いつかギラギラする日」
(1992年/深作欣二監督)
(1992年/深作欣二監督)
ホテルの売上金を狙って現金輸送車を襲撃した4人の男。2億はくだらないはずでしたが、手に入ったのは5千万。これを独り占めしようとした奴がいたからさあ大変・・・と活字にしてしまうとなんちゅーことない内容に見えますがとんでもない。
流石、齢60にして荻野目慶子を組み敷いた深作欣二、男汁漲りまくり垂れまくりの爆走映画に仕上がってます。
ショーケン、千葉ちゃん、石橋蓮司、木村一八に荻野目慶子、多岐川裕美に原田芳雄という訳ありクセあり前科ありな高温多湿野郎が勢ぞろい。熱い熱い。
ロック世代とブルース世代の戦いという構図も面白いです。
『好きなロックのひとつも歌って死ね!』
エンディングを彩るのは「ラストダンスは私に」。健太、選曲はOKだぞ。