デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

ハロウィン

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♪ロメオとジュリエットは永遠に一緒だよ。だから死神を恐れないで…。

カーステの音楽が何気に怖い事言ってます。

「ハロウィン」(1978年/ジョン・カーペンター監督)

10月の最後の日に身内を殺しに来るマイケル・マイヤーズの大活躍を描いた兄妹喧嘩(?)シリーズの原点。メインテーマはカーペンターのヘッポコピーサウンド(←誉めています)ですが、挿入曲もなかなか凝ってます(続編「ブギーマン」ラストの「ミスター・サンドマン」とかね)。

確かに2階の窓辺に佇むローリー(ジェイミー・リー・カーチス)を庭から見上げるマイケルという構図はロメオとジュリエットを思わせます。

ただ、この場合、ロメオ=死神ですが・・・。

使われている曲はブルー・オイスター・カルトの「死神」。

この曲はロブ・ゾンビのリメイク版「ハロウィン」のサントラにも収録されてます・・ってロブ版ハロウィンはいつになったら公開してくれるんだ?!

デビュー作の「マーダー・ライド・ショー」も続編の「デビルズ・リジェクト」(大傑作)もいい加減発酵してチーズになるくらい寝かされておりましたが、今回は超有名作のリメイクなんだからさっさと公開してくれよ。しないならしないでちゃっちゃかDVD化してくれ。

ロブ・ゾンビの次回作はなんと「チャド」のリメイクだそうで。
よりによって「チャド」を選ぶとは。やはりこの人、ただもんじゃない(追記:この企画、流れたっぽいですね)。

※「チャド」に関しては次回詳しく。