デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

ゴースト・オブ・マーズ

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先住民族の亡霊vs人類in火星。いいなあ、頭悪そうで。

ゴースト・オブ・マーズ
(2001年/ジョン・カーペンター監督)

自らの出世作要塞警察を火星まですっ飛ばして大胆リメイク。

警察官と悪党が協力して窮地を脱する、という基本設定は変わらず、なのですが、今回のお相手は火星ネイティブの亡霊軍団(訳分かんねえよ!)。

改めて見ると配役が結構豪華。主役の警官役にスピーシーズナターシャ・ヘンストリッジ、その上司にパム・グレア、同僚にジェイソン・ステイサム、部下にクレア・デュバル、そして護送される犯罪者ミスター砂漠にアイスT

悪党の愛称も「ナポレオン」「スネーク」ときてとうとう「砂漠」。どんどんスケールが大きくなっていきます。

音楽は勿論、御大自ら(今回はロック調なので特に頭悪そうで素敵)。

火星原住民の武器がフリスビーのように飛ばす丸ノコ!(笑)

こいつで景気良く人間の首をすっぱすっぱ撥ねていきます。実に小気味良い。

SFでアクションでホラー。しかも切り株たっぷり。でもバイオハザードのような(華のある)派手さは無し。流石御大、火星に行っても燻し銀です。