
1970年代初頭。フランス。何者かに拉致・監禁されて長期に渡る拷問・虐待を受けていた少女リュシーが自力で脱出。
激しいトラウマを抱えながらも、養護施設のルームメイト、アンナの献身的支えによって少しずつ心癒していきます。
時は流れて15年後。団欒弾む平和なご家庭。ピンポ~ン。
「誰じゃい日曜の朝っぱらから」
玄関にいたのはショットガン構えたリュシー。
一瞬で父ちゃん蜂の巣、母ちゃん蟻の巣、息子・娘も容赦無し。
連絡を受けて駆けつけたアンナは傷だらけのリュシーと死体祭りに口アングリ。
と、ここまでがざっくり20分。お話はここから始まります。
フレンチ・スプラッターと言えば、“あのオチはねえよなぁ”の「ハイテンション」を思い出しますが、マーターズも立ち上がりはモロ「ハイテンション」ノリ。
『おいおい、またアレか? 大体あんな傷どう見ても自傷行・・・え?!』
この「え?!」の後はネタバレになるので劇場でお確かめください。
『うわ、ここどこ? あんた誰? これ何?』な展開が待っています。
所でチラシやHPのどこ見てもレイティング(入場制限)に関する記載が見当たらないのですが。まさか、キャッチコピーで「これは本当に公開していいものなのか?」とか謳っておきながら、一般公開する気っすか?
レイトなので東京の場合、「東京都青少年の健全な育成に関する条例」により、上映終了が23時を過ぎる上映回は、保護者同伴であっても18歳未満及び高校生の入場は出来ないという足枷がありますが、21時10分スタートで100分だと終了は22時50分でギリギリセーフ。
勇気あるな、キングレコード・・。
★ご参考