『私が継いだ名前はリュシータ。リュシータ・トゥエル・ウル・ラピュタ』
このシーン、何度観ても鳥肌が立ちます。
「天空の城ラピュタ」
(1986年/宮崎駿監督)
ふと、ジブリ作品って一回も取り上げてなかったなぁ・・と思ったので、1番好きなタイトルを挙げてみました。
名前は記号。シータの「名乗り」は自分が天空の城の血統を継ぐ者であることを示すもので、ここで物語も大きな転換を迎えます。
もうひとつ、無人となったラピュタの霊廟でロボットが王の墓に花を手向けるシーン(写真)。ここは、久石譲氏のスコアの素晴らしさも相まって私的“号泣ポイント”になっています。
『いい娘じゃないか。守っておやり』
『40秒で仕度しな』
『特務の青二才が』
『見ろ、人がゴミのようだ!』
『ここが玉座ですって?
ここはお墓よ、あなたと私の』
『バルス!』
敵も味方もキャラ立ちまくり。画、動きまくり。音、響きまくり。
エコとロリとエンタメが破綻無く融合した奇跡の1本。
この頃(「カリオストロ」「ナウシカ」「ラピュタ」)のジブリ、いや宮崎監督は本当に良かった(私の中では「宅急便」が駿の遺作)。
関係ないですが、ムスカの持っていた銃って「エンフィールドNo2ポリス・エクセレント」でOK?
『パズーの鞄って魔法の鞄みたい。何でも出てくるもの』
パズー、俺にも“目玉焼き乗せトースト”作ってくれ。