デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

ルパン三世[vs複製人間](のゲスト声優と映像特典)

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昨日の梶原一騎繋がりで…。

ルパン三世 ルパン対複製人間(クローン)」(1978年/吉川惣司監督)


ファンの方なら先刻ご承知の事ですが、梶原一騎が声優として出演しております。

役柄は某国書記長。某国大統領とのホットライン通話のテープ再生という形での登場です(つまり顔とかのキャラ設定は無し)。

お相手の大統領を演じているのは赤塚不二夫

梶原一騎は「自分にはギャグは書けない」と言ってギャグ漫画家に一目置いていたらしく、赤塚氏とは親交が深かったようです。

本作DVDには、映像特典として予告編各種が収録されていますが、これが結構興味深い代物で。

まずは特報。製作着手前なので、完全にオリジナル映像。キャラが物凄く原作チックでTV見慣れた人には違和感ありあり(ニセルパンと言うかバッタモンに見える)。

で正規の予告編とTVスポット。

何故か「ルパンは燃えているか」からの流用が多く派手派手なレースシーンが盛り込まれています。不二子の服も本編とは別バージョン。

で、もうひとつ。海外版予告編。

国内版をベースにアレンジしたものですが、キャラの役名がオリジナル。

ルパンはまんまLUPIN、次元はDAN DUNN(誰?)、五右衛門はSAMURAI(まんまじゃねえか)、不二子はMARGOとなっていました。

予告では表記がなかったですが、銭形のとっつぁんは、Detective ED SCOTTだそうです。

DANもEDもなんだかなぁですが、不二子のマーゴってのは何かいい感じかもしれません(リップスティックのマーゴ・ヘミングウェイのイメージか?)。

作品自体は2009年6月20日にレビュー済みなので、そちらをご参照頂くとして、やっぱりいいですね、大和屋脚本(魔術師と呼ばれた男!)の吉川ルパンは。

 

 

 




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