デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

キャリーをリメイク? 悪いことは言わん、やめとけ。

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「キャリー」(1976年/ブライアン・デ・パルマ監督)のリメイク企画が進行中だそうです。

キャリー役の最終候補はクロエ・グレース・モレッツ(写真上・左)とヘイリー・ベネット(写真上・右)。

ううむ。

「キャリー」くらい完成度の高いホラー映画(いや、青春映画か)はなかなかないぞ。

デ・パルマの映像テクニック博覧会、シシー・スペイセクのブサイクと美女を演じ分ける触れ幅の大きい演技、パイパー・ローリーの静かな狂気、有望若手総結集な脇役陣、ピノ・ドナッジオの美しいにも程がある音楽・・。

どれひとつとっても越えるは勿論、模倣する事すら困難なのでは。

監督だけは決定していて、「ボーイズ・ドント・クライ」「Lの世界(第3シーズン)」のキンバリー・ピアース

つまり、キャリーは性同一障害でクラスの女の子に恋をするという展開か(まさかね)。

クロエだとちょっと可愛過ぎるような(好きだけど)。

キャリーのキャラを考えたら、見ようによっては松田聖子ルーシー・リューを混ぜたような不細工感も醸し出しているヘイリー・ベネットの方が適任に思えます。

※ニュース・ソースはここいらへん→http://news.moviefone.com/2012/03/24/carrie-remake-chloe-moretz-haley-bennett_n_1377124.html

ついでと言っては何ですが、リメイク繋がりのネタをもうひとつ。

ラッセル・クロウの登板が取沙汰された「ロボコップ」ですが、マーフィ役はジョエル・キナマンに落ち着いたようです(正直、誰だよ?って感じですが…)。

今度のロボコップはバイザー部分がシースルーになって、役者の目が見えるんだそうです。

一難去ってまた一難ですね(笑)。

※参考:「無理だろ。リメイク版ロボコップラッセル・クロウ
     →2012年2月11日