警察内部の大掛かりな不正疑惑を糾弾する決意をした四課課長に呼び出された熊田刑事(小沢兄ぃ)。
指定場所に着くと待っていたのは銃弾の雨。咄嗟に撃ち返したらそこにあったのは課長の死体。
運悪く通りかかった警邏の若手おまわりさんは初めて見たであろう殺人現場でテンパリまくって瞳孔拡大・血圧上昇。絶体絶命、以下次号!で終わった「2」の続きです。
「組織犯罪対策部捜査四課3」(2005年/OZAWA監督)
課長の上着から硝煙反応。体内の銃弾は熊田の銃痕と一致。状況最悪。
『俺はお前を信じる。身の潔白を証明しろ!』
本庁移送の際、一課刑事の手引きで逃亡した熊田は、黒龍殲滅の為に地下に潜った衣川組残党・梶山(本宮泰風)の元へ。
『俺が信用できないのか?』
『俺はヤクザで、あんたはデカだからな』
謎の人物に仲間(石橋奈美←心臓疾患。定期的に薬飲まないと死ぬ)を拉致られ、都知事暗殺を強要される熊田。
少しずつ全貌を現す中国マフィア・黒龍。都知事暗殺の本命として放たれるヒットマン。警察(正規軍+汚職軍)と黒龍を向こうに回して歌舞伎町を駆ける熊田。
本来は敵対するはずの梶山が人肌脱ぐ展開が浪花節で実にいい。
『何人か殺っちまったけど、手ぶらってのもなんだろ?』
差し出された密輸拳銃受け取って走る。向かうは勿論、都庁。
人質となった仲間の安否は、黒幕は、裏切り者は、汚職の実態は、ヒットマンは、都知事暗殺待ったなし!
快調に飛ばして以下次号! エンドロール後に新撮無しの使いまわし映像継ぎ接いだ予告編が・・って全然予告になってねー!
「お、お前だったのか?!」ってそのヒキは「20世紀少年」・・あ、こっちの方が早いのか。パクリやがったな堤(笑)。