久しぶりに「ジョーズ」を観賞。
正直、スピルバーグはあまり得意ではないのですが、本作(と「レイダース」と「ジュラシック・パーク」)は別。
いい加減、見飽きているはずなのに、観る度「何でこんなに面白いんだ?」と唸ってしまいます。
一呼吸置いたショック・シーンの繋ぎの巧さはよく言及される事ですが、編集とアングルの取り方が本当にお上手。
比較対象やランドマークの無い大海原で、広さ、狭さ、距離、奥行き、傾斜を巧みに表現しています(撮影のビル・バトラーは、本作前が「脱出」「盗聴」、本作後が「カッコーの巣の上で」「カプリコン1」。緩急自在)。
動物パニック物の鏑矢みたいに言われていますが、間違いなく“海洋アドベンチャー”の傑作でしょう(この点に関してはジョン・ウィリアムズの功績絶大)。
まぁ作品論は先達の皆様があちこちで語り倒していると思うので、私からは関連商品のご紹介を。
「ジョーズ 3Dポスター」(マクファーレン謹製)
「ジョーズ3D」のポスターじゃないですよ。「ジョーズ」の3Dポスター。
あの有名すぎる絵柄を立体化。水面を泳ぐお姉ちゃんも海中のぶくぶくも忠実に再現しています。
ブルースくんの鮫肌具合なんか実にいい感じじゃないですか。
定価で4-5千円だったと思うのですが、海外のAmazon覗いたら中古で100ドルなんて値がついていました。
最近、立体ポスターの新作を見かけないのですが需要ないのでしょうか?
「タワーリング・インフェルノ」とか「悪魔のいけにえ」とか作ってくれれば即買いするのに…。