デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

国宝級の素晴らしさ。 ゴジラ1954立体ポスターアート

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実の所、入手は諦めていたのですが、偶然にも中古出展(1点)を発見。光の速さで即買い。

いやあ、噂には聞いていましたが、ここまで素晴らしいとは。

ゴジラ1954立体ポスターアート」(ハピネット社製)

初代ゴジラの、有名にも程がある、あのポスター(と言うかスチール写真)を立体化。3Dポスターと言うよりはジオラマに近い仕上がりです。

監修は90年代ゴジラビオランテデストロイア)の特技監督を務めた川北紘一氏。

勢いで伊福部昭先生の「ゴジラファンタジー」(VHS)も購入。

東宝特撮映画用に先生が作曲した名曲の数々を交響曲として構成、音楽にシンクロする名場面を繋いだイメージ音楽ビデオです。

ゴジラファンタジーとなっていますが、特にゴジラにこだわらず、「バラン」「サンダ対ガイラ」「海底軍艦」「宇宙大戦争」「地球防衛軍」などの名曲・名場面が継ぎ目無く炸裂。

最早、国宝通り越して世界遺産とも言うべき映像交響詩です。

実は平成ゴジラ1984~対デストロイア迄。つまり川北紘一氏時代)のサントラと名場面を繋いだ「復活!ゴジラファンタジー」なんてソフトもあります(買いましたよ、勿論)。

絶対ハズレだと思っていましたが、あにはからんや(←死語?)なかなかの出来。

ドラマも役者も全部はしょって特撮部分だけを繋いでいるのですが、これが大正解。

平成ゴジラは脚本が駄目駄目なだけで、特撮班は頑張っていたんですね(除くミニラ)。

どうです、ぼちぼち再開しませんか、東宝さん。