デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

秘技!トンカチ乱れ投げ! 必殺まっしぐら[最終回]

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オカルトに走った「うら殺し」や、打ち上げ花火の如く徹底した“遊び”に振り切った「剣劇人」は微笑ましく観ることができましたが、これは…。

必殺とスーパーマリオ、奇跡の合体(誰が望んだんだ、そんな方程式)。

「必殺まっしぐら/最終回・相手は江戸の大魔王」(1986年10月31日放送/水川淳三監督)

仕事人レギュラーの秀(三田村邦彦)が1本立ちした短期スピンオフ・シリーズです。

江戸を二分する闇組織、正道の元締・神楽坂宗右衛門(睦五郎)と外道の元締・向島仁十郎(藤岡重慶)。

秀は仲間と共に神楽坂から受けたミッションを、向島の刺客を倒しながら遂行し、吉原の遊女見習い・若紫(ピーチ姫ですな)を身受けするために、せっせと仕事料を貯蓄する…

当時、マスコミからはファミコン必殺と揶揄されたそうですが、さもありなんな設定です。

最終回では元締め同士のシマ争い裏取引ゲームに巻き込まれた秀がついに神楽坂と袂を別ち、対決・・するのですが・・。

神楽坂元締めの得物が凄い。トンカチですよ、トンカチ。

これを次から次に投げつける。ざっと数えただけでも40本以上。

お、お前、普段から40本以上のトンカチを持ち歩いているのか。重いだろ。

手斧なら当たれば致命傷ですが、トンカチ当たったって(よほど打ち所が悪くない限り)痛いだけですよ(実際、直撃弾喰らった仲間は全員生きているし)。

この攻撃のモデルはクッパ大魔王なんだとか(サブタイの大魔王はここから)。

本放送時は未見(アンチ仕事人だったので)。今回CS放送で初めて観たのですが、予想以上に…(以下略)。

若紫の花魁道中と向島殲滅戦をカットバックで魅せるクライマックスとかいい感じの編集だっただけに、最後の大自爆が残念無念(ラストカットなんか「卒業」ですよ)。

これは撮っているスタッフが一番辛かったでしょうね。不憫としか言いようがありません。